郡山市

第689話 習志野市のこども園

 
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実は私、郡山市の「子供の未来を考える委員会」のメンバーなんです。

子作りは好きなんですが、子育ては下手です。

そんな私が11月12日(火)に委員会のメンバー7人と、千葉県習志野市のこども園を視察しました。

こども園は、幼稚園と保育園を統合したもので、法律により平成27年から順次開設される予定です。

そのこども園の先進的な取り組みを行っているのが習志野市で、こども園は平成18年の開設以来、幾多の困難を乗り越えて、地域の子育てのネットワーク基地としての役割を果しています。

特に、子育てに関する疑問や悩みに応える子育て支援センター機能(こどもセンター)の併設は効をそうしていて、新しい可能性をもった「保育」のあり方を示していま した。

こどもセンターは無料で利用でき、広い室内には本、遊具、机、椅子、冷蔵庫、電子レンジなどが完備されていて、常時三人の保育士(一名は看護士の資格を持つ)がこどもや親の対応に当たっていました。

習志野市こども部主幹の小澤由香さんは「未来を担うこどもたちは、家庭や地域において人と人とを結ぶかけがえのない存在です。こども達が、健やかに生まれ、社会の一員としてその存在を尊重されながら、元気に成長していけるような環境整備こそ最優先課題です。その中心的施設がこども園だと確信しています」と話してくれました。

福島県ではいち早く郡山市がこども園の開設を目指しています。

皆さんも、この取り組みを温かく見守ってください。

福島県の復興・ 復旧を担うのは、間違いなくこども達なのですから。

第488話  きょうされん全国大会

 
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郡山市役所に品川市長を訪ね、9月21日(土曜)22日(日曜)に郡山市で開催される「第36回きょうされん全国大会 」のPR と協力のお願いをしてきました。

縁あって私が、実行委員
長を務める事になりました。

「きょうされん全国大会」は郡山市磐梯熱海町で開かれ、全国から障害者1000人を含む、2000人が参加します。

「きょうされん」(旧称:共同作業所全国連絡会)は、全国1900の障害者作業所、事業所が加盟し、障害がある人が安心して地域で暮らし、働ける為の制度づくりや地域・社会づくりに30年取り組んできました。

「東日本・津波・原発大震災」を受け、福島県は甚大な被害を受けました。特に障害を持つ人達の死亡率は通常の2倍といわれているように、自らの命を守る事の難しさを突き付けられた震災でした。

「きょうされん全国」ではその現実を改めて直視しながら、次に起こる災害への備えや防災について話し合い、情報や認識を共有したいと考えています。

福島県は地震、津波、原発事故、風評被害と闘っています。

特に原発事故は廃炉まで40年、気の遠くなるような歳月の先にある復興・復旧を担うのは若者達です。

その若者達が多数、ボランティアとしてこの大会に関わってくれる事に、福島の明るい未来を感じます。

全国各地から温かい支援を受けてきた福島 県が、いまここに感謝の気持ちを込めて全国に元気を発信する事の意義の大きさを改めて実感しています。

そしてこの大会が、障害者の命を災害から守る取り組みを推し進める機会になればと考えています。

添付した写真は、郡山市のマスコット「楽都くん」(郡山市は音楽が盛んなので)

品川市長が持つのは、いわき市薄磯で津波で亡くなった「姫花ちゃんのハンカチ」。

市長は執務室に飾ってくれると話してくれた。

(いわき市出身の品川郡山市長にも、いわき市など津波の被害が大きかった沿岸部を忘れないで欲しいとの思いで、姫花ちゃんのハンカチをお持ちしました)。

第289話 終活フェア

 

 
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郡山の「ビッグパレットふくしま」に来ています。

「ふくしま終活(しゅうかつ)フェア」の会場です。

13時から講演会でした。

80人の聴衆を前に「無理なエコより、爽やかなエロ」を訴えてきました。
終活とは、人生の最期を自分が望むように準備する活動の事で、具体的には、葬儀やお墓の準備、遺言書などによる相続対策を生前に行う事を指しています。

会場には、棺体験コーナーもありますが、まだ誰も 入っていません。

写真は、一見、木製に見えますが、実は段ボール製の棺。

軽くて、燃えやすいのが特徴とか。

係りのお姉さんに「一緒に入って、燃えてくれまませんか」とお誘いしましたが、断られました。

第50話 桜小からのメッセージ、大阪へ

 

10月初旬、大阪在住の書道家・川瀬碧水(みゆき)さんら6人が、郡山市立桜小学校を訪れ、「出前書道授業」を行いました。

川瀬さんは先ず、大阪市立堀江小学校の子供達から託された応援メッセージを桜小学校の児童に手渡しました。

書道の出前授業では今度、桜小学校の子供達から堀江小学校の子供達にありがとうのメッセージが書かれ、そのメッセージを昨日、川瀬さん達が堀江小学校に持っていきました。

立ち会った、関西大学大学院の藤澤和久さんからのメールです。

大和田 さんへ。

おはようございます。
関西大学の藤澤です。

私達の活動を番組で取り上げて下さいまして、本当にありがとうございます。

さて、今朝、スポニチの山本さん・書道家の川瀬先生と共に大阪市立堀江小に行き、朝礼で、郡山市立桜小5年生が書いてくれたメッセージを、堀江小学校の5年生に手渡しました。

堀江小校長の中山太嘉俊先生は、「遠く離れた両校が書を通して繋がった。

この『絆』の交流、1度限りではなく今後も続けていきたい」と、話してくれました。

桜小から届いた書は、11月に行われる小学生の「作品展」で地域に向けて発信します。

大阪と福島を繋いでくださって、本当にありがとうございました

今後とも、よろしくお願いします。

藤澤 和久

第40話 僕たちの夢

 

関西大学大学院生の藤澤和久さんからのメールを転送します。

書家の川瀬碧水さんと一緒に、郡山市立桜小学校の「書道の出前授業」に参加した感想です。

この日は出前授業の他に、大阪市立堀江小学校から送らた応援メッセージが、桜小学校の児童に手渡されました。

そしてそのお礼に、今度は桜小学校から堀江小学校に「ありがとう!頑張ってます」のメッセージが製作されました。

大和田さん、先日はお世話になりました。

また、早速のメール、ありがとうございます。

桜小学校から堀江小学校へのメッセージに、『七転び八起き』と書いた男の子がいました。

「震災で一度は転んだけど、今は起きて頑張っているよ!って伝えたいんだ」と話してくれました。

また、『思い出より輝いている明日を信じる』と書いた女の子も居ました。

AKB48の歌詞から引用したそうですが、「そうだったら嬉しいし、大阪の小学校のみんなにも伝えたい。できたら、卒業の時に、一緒に歌えたら良いな」って、話してくれました。

郡山の桜小学校と、大阪の堀江小学校。見ず知らずの小学生同士ですが、
お互いを思いやる心が繋がっているように感じてとても嬉しくなりました。

2つの学校を繋いでくれて、本当にありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いします。

藤澤 和久