相馬市

第670話 みなと保育園

 
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福島県相馬市松川浦にある「みなと保育園」。

海まで、200メートルの距離にある。

震災直後、園長や保育士の判断で子供達は屋上に避難し助かった。

園庭まで押し寄せた津波。流されて行く車を目の当たりにして、子供達は保育士にすがりついて泣いていた。

一時は、半分まで減ってしまった園児数。今は、震災前より増えている。

「相馬が好きなので戻ってきました。市役所が発表する放射線の情報も参考にしました。ここで、子供を育てても大丈夫だと確信しました」と20代の母親が言った。

その「みなと保育園」に今日、二枚の絵を寄贈した。

可愛い犬と天に昇る龍の絵。この絵を描いたのは私の知人の女性。9月には横浜と福島市で個展を開いた。

こ の絵の中には、震災前に松川浦で拾った貝殻が散りばめられている。

「松川浦に近い場所に、この絵を飾ってもらえないでしょうか」。そんな彼女の要望に応えて二枚の絵を「みなと保育園」に寄贈した。

喜ぶ園児達の笑顔を見て、疲れも吹き飛んだ。

第667話 軌跡ピアノコンサート

 
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相馬東高校「奇跡のピアノコンサート」

10月20日(日曜)相馬市にある相馬東高校で文化祭が行われました。

この日、第2体育館では豊間中学校のピアノが登場して「奇跡のピアノコンサート」が開催されました。

半年前の4月21日、縁あって私が、相馬東高校で講演をさせてもらいました。

一週間後、生徒の皆さんから頂いた感想文の中に津波で壊れて修理した「豊間中のピアノ」に会いたい、というメッセージがたくさんありました。

この事を、ピアノを修理したいわき市の調律師・遠藤洋さんにお話したところ、ぜひこのピアノで相馬東高校の生徒さんに校歌を歌ってもらおうという事になり、この日のコンサートの実現となりました。

当日は、校歌を始め、嵐の オリジナル曲の「ふるさと」「花は咲く」「未来へ」等を、相馬東高校合唱部、教師、PTA の皆さんが心を込めて歌ってくれ、詰めかけた200人の聴衆から大きな拍手が送られていました。

10月28日(月曜日)午後7時から放送の「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」の後半では、相馬東高校文化祭「奇跡のピアノコンサート」の模様をお送りします。

復興への爽やかな歌声をお聴きください。

県外の方はパソコンかスマホでどうぞ。
 

『月曜Monday 夜はこれから!』(ラジオ福島)
【ustream】 月曜 19:00~20:50
 http://www.ustream.tv/channel/rfc-radio
【facebook】
 https://www.facebook.com/Monday1458
  

第665話 大河ドラマに出演します。

 
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NHK の大河ドラマに出演します。

私ではありません。

田村市船引町出身の女優・佐藤みゆきさんです。

佐藤みゆきさんは、田村高校から会津短大に進み、卒業後、東京都の栄養士として、3年間学校給食の現場に身を置きながら、女優の道を志してきた頑張り屋さんです。

その佐藤みゆきさんが、今夜のNHK 大河ドラマ「八重の桜」に出演します。先週に続いて2回目ですが、今週はセリフもあります。

山川捨松の妹・山川常磐役です。

ご覧ください。そして、これから応援してください。

写真は佐藤みゆきさんと相馬市の立谷秀清市長のツーショットです。

立谷市長は佐藤みゆきさんを気に入ったらしく、「あなたは女優としては大成しないから、相馬に住んで市役所の受付をやりなさい」と無茶振りして悪代官振りをはっきしていました。

佐藤みゆきさんは「光栄です。国に帰ってゆっくりと考えます」と笑顔で答えていました。

危ないぞ町娘!

第659話 相馬東高校生

 
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10月20日の相馬東高校文化祭で見つけた、とびっきりのギャル(もう死語でしょうか)。

コスプレもいいけど、笑顔が最高!

聞くところによると、向かって左の美少女はPTA 会長のお嬢さんとか。

今、いわき市の県立好間高校に着きました。

また、美少女をさがしに、行ってきます。

あっ、その前にPTA の講演会だ。

第657話 相馬東高校文化祭

 
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相馬市にある相馬東高校文化祭「東陽祭」が20日(日曜)に行われ、津波で壊れて修復された、いわき市薄磯の豊間中学校のピアノによる「奇跡のピアノコンサート」が開催されました。

縁があって今年4月21日、相馬東高校で講演会を行いました。満開の桃の花に雪が降り積もる寒い日でした。

被災地のど真ん中にある相馬東高校で、私が講演してもいいのか、当日まで悩んでいました。

家を流され、家族を失い、原発事故の影響で、避難生活を強いられている生徒さんの前で、私が震災を語る資格があるのだろうかと。

その気持ちは、講演が終わってからも変わりませんでした。

1週間後、相馬東高校から分厚い資料が送られてきました。それは、私の講演を聞いての生徒さ んからの感想文でした。

そこには、震災を乗り越え、前を向いて進もうとしている若者達の熱いメッセージが綴られていました。高校生からもらった感想文は、私の宝物です。

その感想文の中には、私が講演の中で話した、豊間中学校のピアノに会いたいというメッセージが多く含まれていました。

その事をピアノを修理したいわき市の調律師・遠藤洋さんに話したところ、「ぜひ、このピアノで相馬東高校の生徒さんに校歌を歌ってもらいましょう」と仰って頂き、この日のコンサートの開催となりました。

コンサートでは、相馬東高校の校歌をはじめ、嵐の「ふるさと」「花は咲く」「未来へ」等が披露され、澄んだ歌声が体育館に響き渡りました。

涙を流しながら聴いていた遠藤洋 さんは、「相馬東高校の生徒さんやPTA 、教師の皆さんの歌に感動しました。ピアノがとても喜んでいます。修理して本当に良かったとおもいました。ありがとうございました」と、声をつまらせて話してくれました。