第8報 令和6年能登半島地震
1月14日、被災地は、寒い雪の一日になりました。現地からの報告で、しだいに被災地の様子や、障がいのある人たちの、支える現場の、避難生活に困難を抱える人たちの様子が、はっきりと見え始めてきました。
支援物資調達配送ボラ佐藤見地支部長からの二日目の報告です。
現地ボランティア1/14報告します。
7:30より打ち合わせ予定確認。現地入りしていたAARJapanのみなさんと合流。
AARJapanさんと2部隊に分かれ、きわめて緊急性が高い能登町漁港のインドネシア人30名の物資補給(食材、お菓子、灯油、電子レンジなど)に。水は毎日町役場から15から20分歩きで行く。たまに、日本人に連れてってもらえる時あり。
AARJapanのもう1部隊は、輪島市に移動し物資運搬。炊き出しの準備を進めている。
また、輪島市より避難所の場所のマップをもらう。新たに調達のニーズを把握して、高岡市に戻ってきてから買い出し。衣類靴下など、高齢者障がい者を含む孤立世帯分や事業所分、野菜や肉も集め明日提供予定。
明日は引き続き輪島支援と、きょうされんからの支援物資を福井の具谷さんが持ってくるため、「きょうされん石川支部事務局ゆうの丘」の支援物資倉庫の在庫整理。
きょうされんの災害対策本部からも、先遣隊が現地に入られたようです。昨日は震源から離れた金沢市、内灘町の会員事業所を訪問されたとのこと。水道電気に被害がほぼなかった金沢市の事業所さんからも、一部給水、電気復旧の内灘町の事業所さんの話からも、あの時の、そして今の、障がいのある人の大変な状況や支える人の苦悩が語られたと聞きました。被害の大きい能登半島の会員事業さんのことを思うと言葉がありません。先遣隊のみなさんは今日と明日、七尾市、中能登町、輪島市、珠洲市の会員事業所を訪問されるようです。全国事務局、きょうされんHPに具体的な話が載せられると思います。私たち福島の仲間も何ができるか考え続けますので、石川のみなさんが絞り出された言葉を、しっかり受け止め、伝えて欲しいと思います。