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第7報 令和6年能登半島地震

category : fukushima, 未分類 2024.1.14 

みなさまから「令和6年能登半島地震支援金」が会員事業所や支部指定口座に届き始めています。心より感謝いたします。支援金についての詳細は、このきょうされん福島支部HP「第6報 令和6年能登半島地震」をご覧ください。

 

AARJapanさんより要請を受け、昨日13日より支援物資調達配送ボランティアに入った佐藤見地支部長より報告が届きました。調達拠点は富山県高岡市まで被災地に近づき、100から数100単位の量を確保しているようです。

お疲れ様です。
1月13日調達配送ボランティア報告します。
大宮でAARJapanさんより物資調達資金を受け取る。                             長岡で、同じく調達配送ボラさん1名と合流し、2名で1台のレンタカーを借りて高岡市へ向かう。
 荒天で新潟県抜けるまで雪が高速道路に積もっていた。
 ラインの指示で必要となった、物資を富山県に入ってから、しまむらで女性用肌着上下3種類サイズ[M L LL]を調達する。
高岡市のイオンで、食料、日用品の調達する。
 調達中、新たな救援物資の要請があり、海外の研修生が孤立しているとのことで、物資調達する。
 ホテル入りすると、宿泊客は他団体や石川の地震に関連した人たちがほとんどのように感じた。
明日は、7:30AARJapan調達配送チームで打ち合わせ後、七尾市に向けて運搬予定。             佐藤見地

報告にあるように、海外からの技能実習生さんも孤立状態にあるようです。東日本大震災の際には、言葉や文字から情報を得にくく、自分の意思を伝えることに配慮がいる聴覚障がいや視覚障がいの人たちも、孤立し、情報保障やコミュニケーションの問題が浮き彫りになりました。その後、みなさんのご努力で意識されるようになりましたが、それでも周囲の気配り手助けがないと孤立します。他にも身体障がい、知的障がいや精神障がい、発達障がいのある人たち、高齢者、そして外国のみなさんも同様です。手助けを必要としている人たちと、支えようとしているみなさんのご苦労を想像します。

昨日13日夕方、AARJapan生田目さんから、支援物資を運び込んでいる障がい者や高齢者の入所系の事業所、福祉避難所の役割をはたす日中系の事業所は、被災した職員さんが少ない職員数で頑張っている。しかし、みなさんの心身の疲労は限界を超えている。との話を聞きました。厚労省では、1月4日付事務連絡で「高齢者、障害者等の要配慮者への緊急対応及び職員の応援確保について」各都道府県にだしています。私たちは、東日本大震災で、人の足りない支部会員事業所へ、他県からの福祉職のみなさんの、長期にわたる派遣もいただいてきました。報道でも耳にするようになってきましたが、現地で支援物資を届けてくださっているみなさんの話からは、本当に支える現場が厳しいことを思い知らされます。

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