第505話  明日、寄付して参ります

 

 
鈴木姫花ちゃんのお父さん、貴さんからのメールです。今日は姫花ちゃんの誕生日です。

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こんばんは。
明日、いわき市に2度目の寄付をして参ります。

ハンカチ2000枚分の寄付ですが、今回は大和田さんのご紹介、お力が大きかったです。改めて有り難うございます。

寄付に先だって共同通信の高橋さんが取り上げてくださいました。

これも大和田さんが繋いでくれたご縁です。

責任をもって寄付して参ります。

今後とも宜しくお願いします。

鈴木 貴

第504話  姫花ちゃんの誕生日

 

 
7月26日は、津波で亡くなった、いわき市の鈴木姫花ちゃんの誕生日。

共同通信福島支社長の高橋さんが、温かい目線で取材してくれました。

ぜひ、この記事をお読み下さい。

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姫花ちゃんのことを書きました。お引き合わせいただいてありがとうございました。
http://www.47news.jp/47topics/e/244118.php

第503話  相馬野馬追

 
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いよいよ、相馬野馬追が27日(土曜)28日(日曜)29日(月曜)の3日間開催される。

一千有余年の昔、相馬市の祖といわれている平将門が下総国(今の千葉県北西部)に野馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが始まりと伝えられ、現在では、毎年7月末の土曜、日曜、月曜の3日間、甲冑に身を固めた500余騎の騎馬武者が腰に太刀、背に旗指物をつけて疾走する豪華絢爛で勇壮な戦国絵巻を繰り広げる。

1日目は、「出陣式」。2日目は、「甲冑競馬」、「神旗争奪戦」。
3日目は、「野馬懸」がメインとなる。

最終日の「野馬懸(のまかけ)」は、野馬追古来の姿を現在に残す 行事で、放たれた野馬を小高神社境内に追い込み、白装束の御小人が素手で神馬を捕らえ神前に奉納する神事。

「野馬懸」は、昨年4月16日に警戒区域が解除された、南相馬市小高区の小高神社で行われる。

震災の年には行われなかった。

小高区は原発事故の影響で、除染も上下水道等のライフラインの復旧も進まず、住民は住んでいない。

だからこそ、小高神社で「野馬懸」が行われる事の意味は大きい。

地震、津波、原発事故の被害が最も大きかった相双地区の心を一つに、野馬追が復興の狼煙をあげる。

第502話  飯舘の母

 

 
全村避難の飯舘村の、福島市松川仮設住宅の責任者の60代の女性が、大腸癌になり手術します。

彼女は「仮設住宅から孤独死を出させない」をモットーに、高齢者の心身のケアに懸命に取り組んできました。

雨の日も雪の日も、独り暮らしのお年寄りの仮設を回り、声をかけ続けていました。

故郷へ帰れない不安とストレスから、自暴自棄に陥る高齢者を、誠心誠意支え「仮設の母」と呼ばれていた彼女の 肉体を癌が蝕んでいたのが分かったのは、5月初旬の事でした。

彼女の癌の原因は、飯舘村の住民が抱えているストレスそのものだと思えてなりません。

第501話  大薮順子(のぶこ)さんに聞く

 

 
29日(月曜日)夜7時からの「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、アメリカ在住のフォトジャーナリスト・大薮順子(のぶこ)さんに電話でお話を伺う。

テーマは「立ち上がる選択~STAND ・レイプは魂の殺人です」

大薮さんは1972年大阪市で牧師家庭に生まれる。

1995年、コロンビアガレッジ卒業後、新聞社に専属フォトグラファーとして働き、2002年にフリーに。

1999年、自宅で就寝中にレイプ被害に遭う。

2001年、「同じように傷つき、生きていく人達の姿を伝えたい」と(プロジェクト「性犯罪サバイバー達の素顔」)を立ち上げ、男女70人を2年かけてアメリカとカナダで撮影、取材した。

2002年、このプロジェクトは全米の大学やギャラリー、ワシントンDCの上院議員ビルで展示され、全米各地で大きな反響を呼ぶ。

2006年、日本での講演も大成功に終わり、現在、全米性暴力調査センター名誉理事長、幼児虐待防止対策機 関の役員を務める。

夫と娘とアメリカ・ネブラスカ州在住。

大薮順子さんからのメッセージ。

「誰もがそんなことが自分に起こるとは思っていない。私もそう思っていた。1999年8月9日、以前近所に住んでいた人が私のアパートに押し入り、私をレイプした。

その日、私は否応なしに現実に目を開かされた。いとも簡単に誰もが次の被害者になりうるということに気づいていなかった。

そしてこの社会におけるセックスの混乱・氾濫が私達を盲目にしているという事実。

聖なる部分が侵されることに対する痛みがどれほどのものか、あの夜、身をもって知らされた。加害者は懲役20年に課せられたが、私は幸運にもある種の正義が下されるのを見た被害者の一人だ。しかし 、多くの性犯罪被害者は、そのような幸運の中にはいない。

今夜もまた、どれほどの被害者が一人で泣き寝入りをしているのだろうか。

「立ち上がって下さい。このことはあなたの肩にかかっています。勇気を出して、実行して下さい。私達は貴方に協力します」(聖書)

「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、インターネットのユーストリームを通して、世界中に音声と映像を発信している。

当日大薮順子さんは、九州の実家に里帰りしている。

大薮さんの魂の叫びを、聴いて欲しい。

『月曜Monday 夜はこれから!』(ラジオ福島)
【ustream】 月曜 19:00~20:50
 http://www.ustream.tv/channel/rfc-radio
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