戦争も原発事故も人がおこした でも人の力で止められる
事故を起こしたチェルノブイリ原発と福島第一原発、ウクライナとふくしま。
あの事故のあと、ふたつの国の子どもたちが、お互いの国を訪ねあって、交流がはじまった。
放射性物質の拡散にどう立ち向かうか ふたつの国の研究者や住民が心を痛め、力をだしあい、愛する故郷を守ろうと交流してきた。
原発事故で故郷を失ったチェルノブイリ ウクライナが、また人の手によって戦争に巻き込まれてしまった。
福島を訪ねてくれた子どもたちたちはどうしているのだろう。 福島大で環境放射能研究所で働くウクライナの研究者の家族はどうしているのだろう。 福島の人たちが訪ねたウクライナの街はどうなっているのだろう。
福島の多くの人たちがウクライナのことを心配する。 今のウクライナの様子と原発事故直後ふくしまの様子が重なる。
東日本大震災が引き金になった福島第一原発事故は、人の手によって防げたはず。
私たちは、どんな命も守るために原発を動かさないことが必要だと強く思う。 人の手によって引き起こされたこの戦争は、人の心によって一刻も早く止めなければならないと強く思う。
人が人を殺すことを、なんとしても止めなければならないと思う。