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被災地障害者支援センターくまもと「SOS支援」報告

category : fukushima, news 2016.10.31 

被災地障害者支援センターくまもと「SOS支援」報告

くまもと全国大会に福島からの仲間と参加し、
JDF熊本支援センターでの熊本震災支援に残りました。

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震災前からも多くの困難を抱えた人たちが
この震災でどうしようもない状況に陥った現実を
目の当たりにしました。

その人たちをそのままほっとけないという人たちが
必死に動いている現場に
一週間、身を置かせてもらいました。

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最終日、
被災地障害者支援センターくまもとのミーティングに東さんがいらっしゃり言葉を交わしました。
「いつかは、この支援センターは閉じられる。
閉じられたそのとき、SOSをだし、すがってきた人たちが、どう生きているのか。」
この言葉が深く心にしみます。

ふくしまは今、
未だ87,879人の人たちが避難しています。
県外避難者は、日本中に40,833人。
未だ戻れない避難者のなかで
居住制限区域21,863人、帰還困難区域23,873人
16,942世帯の人たちは、戻るのか戻らないのか
これからの自分たちに見通しをもてないまま
5年半の歳月を生きてきました。
避難指示解除区域10,929人の人たちも
「戻っていいよ。」といわれるなか
苦渋の決断をせまられています。
バラバラにされ、取り残され、みんないなくなり、多くを奪われ、
うまくいかないことの繰り返し・・・俺は見捨てられた。
どうしようもない孤立感に包まれたとき、たずねてきてくれた人たち。
人とつながったことで、絶望から救われてきました。

熊本のみなさん

休みたくなったら、立ち止まってやすみましょう。
泣きたくなったら、涙をながしましょう。
なにもできないけれど、そばにいます。

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「和田さん泣いていいんだよ。」
そういってくれる仲間と、また出会いました。ありがとうみなさん。
ふくしまも闘い続けます。

2016.10.30 和田庄司

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