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第12報 令和6年能登半島地震

category : 未分類 2024.1.24 

佐藤見地支部長のあと、きょうされん福島支部とAARJapanさん共催の「福島防災ワークショップ」でお世話になった岡山県真備の多田さん、滝沢さんがAARJapan生田目さんらと珠洲や輪島の障がい者支援事業所を中心としたニーズ聞き取りに22日から24日まで入られています。                                スーパーに商品が並び、全国からの行政派遣支援者たちの姿がみられ、炊き出しがおこなわれたり、明るい兆しが見え始めているとのことです。しかし、二次避難所に移動せず留まる人たち、未だ支援が行き届かない地域の人たち、自宅で孤立している人たちが、まだまだいることも事実です。そこに障がいのある仲間たちが少なからずいるように思います。滝沢さんからの報告転記します。

今回の能登訪問は、AARジャパンさんのお声かけで福祉避難所のニーズ調査に同行させていただいた。西日本豪雨を経験した真備町から、精神障害・子どもの障害に該当する方の二次避難について考えるために岡山マインド・こころ:多田とホハル:滝沢が同行した。

2月23日(火)、滞在2日目は珠洲市へ

7:00 高岡発

12:00 珠洲着

・珠洲市健康増進センター(外部支援団体の拠点)                                                                                          各県の災害派遣・医療チーム・保健チーム、支援団体の拠点。情報を共有し対応に当たっている。久々にみる倉敷の文字や、かつて助けていただいた支援団体の方々に会えて嬉しい。

・珠洲市沿岸部    建物の倒壊が凄まじい。

・蛸島漁港 パンダウハウス インドネシア漁業実習生宿舎                                                                       外国人実習生の宿舎に物資搬入。孤立しているコミュニティだが、漁師さんが時折様子を見てくれているよう。団結力もあるため物資が不足していなければ大丈夫そう。

・社会福祉法人 鳥越福祉会 さざなみ (多機能事業 / 相談支援・B型・放課後デイ・短期入所)               1/7~電気が通る。その後は福祉避難所として解放。物資は届いている。                                                   (短期的な課題)・生活用水・飲料水の確保                                                                                                      (長期的課題)・ライフラインの復旧・家屋の再建・職業・漁業の再開の目処

17:30 能登町                                                    一部で電気が復旧。民間支援団体や炊き出しも入ってる。復興の兆しは見える。

 

きょうされんでは、22日に「能登半島地震  第一回災害対策本部会議」をAARJapan野際支援事業部マネージャーにも参加してもらい開催。当面の活動について議論した。                                ○その上で、第二回目の先遣隊の派遣を決定。特に被害の大きかった輪島市、珠洲市の事業所を再訪問。利用者・家族・職員のみなさんの改めての安否確認、現在の具体的ニーズの聞き取り、避難先となっている避難所の様子などもできるだけ把握することとした。                                          ○また、あわせて、被災現地での支援拠点立ち上げをめざして候補地を視察し、支援活動の本格的な準備を進めることとした。とのことです。

なお、きょうされん全国のHPに、厚生労働省からの「能登半島地震関係 通知・事務連絡・配慮事項等」の情報が掲載されましたので、ぜひご覧ください。

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