第5報 令和6年能登半島地震
福島がやれること
石川では、今も行方不明の方々の捜索活動が続く中、ホテルや旅館などの第二次避難所の話や、仮設住宅建設の話が聞かれ始めています。私たち福島は、状況が刻々と変わる中、失敗と反省を繰り返し、たくさんの教訓を東日本大震災から得ました。
2016.4.14に発生した熊本地震の際、「福島がやれること その③」と題し 故 設楽福島支部長が、福島支部HPで被災した熊本のみなさんに 被災地障がい者支援センターふくしま報告書を、東日本大震災の教訓として載せたものを転記します。 能登半島地震で被災されたみなさん、石川支部さんのみなさんに、少しでもお役にたてたらうれしいです。
きょうされん福島支部 福島支部長 設楽 俊司
私たち、東日本大震災を経験した人間として、何ができるのか?ということをにどかしさを感じながら、「JDF被災地障がい者支援センターふくしま」の活動の3年目にまとめた「ふくしま紙版報告書 (3年目を迎えるにあたって)」=(元・立命館大学:青木千帆子氏が編さんしたデジタルブック(Amazon)にて、有料配信されていたもの)を、青木千帆子氏と相談し、無料公開することとしました。
百数十分ページではありますが、3分割し。公開いたしますので、下記、リンクをご参照頂き、なにかひとつでも役立つことがあれば幸いと思います。
3年目を迎えるにあたって① ・ 3年目を迎えるにあたって② ・ 3年目を迎えるにあたって③
長文ではありますが、東日本大震災を経験した私たちが伝えたいことが沢山詰まっています。
原発災害に対する提言が数多く含まれていますが、ご参考頂ければ幸いです。
私自身としては、伊方・川内原発の状況を心配しています。
個人的見解として、下記、2点の低減ができないかと思っています。
① 川内原発の即時停止(同記事その①参照)。
② 伊方原発の原子力物質の移送(同記事その①参照)。
を訴えるべきではないかと切に感じます。