第3報 令和6年能登半島地震
昨晩(1.6)、発災後から被災地に入っているAARJapan大原さんから電話をいただきました。AARJapanHPにもあるように、東京からの生田目さんと、発災後、珠洲市や周辺町村での炊き出しや被災障がい福祉サービス事業所に救援物資を届けてまわられています。昨日の時点で地域差はありますが、給水車や大手パンメーカーのトラック等が届き始め、ガソリンスタンドでの給油も可能とのことでした。ただ、報道にあるように道路の寸断や亀裂、隆起により、片側通行箇所が多く移動にかなりの時間を費やして動かれているようでした。また車両のタイヤパンクや脱輪がおき、渋滞に拍車をかけているようです。やはり移動が大きな壁のようです。そんななか、東北からの支援の人たちの姿もみかけているとのことでした。
福島支部では、石川支部へ義援金の送金決定後、お金があっても被災地に物がなく買える状況でないことを把握し、6、7、8日の休日を利用し救援物資の運搬を佐藤見地支部長が進めましたが、各支部バラバラに入ることで、現地の渋滞が、今も進められている救命活動に悪影響を及ぼすことも考慮し、全国事務局と相談。現地にできるだけ負担のない物資運び込みの拠点等も含め検討いただいています。よって現時点での現地への物資の運び込みは中止しています。また運送業者についても、まだ時間と混乱が予想されるため止めています。
発災直後から水、物や電気のないなかで避難生活を続けることは、医療的ケアや服薬を必要とする人たちにとって、どれほど緊迫した状況なのかを経験した私たちにとって、我がことです。まだまだ入れないところもあるようですが、昨日の時点で少しずつ物が届き始めているとの情報にすがり、全国からの指示を待ちたいと思います。 ご心配をされている会員のみなさま、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
福島東北も秋田豪雨でも、何度も何度も助けていただいたAARJapanさんら支援団体や救命活動にあたってくださるみなさまの活動に、福島の会員のみなさまの思いを託したいと思います。