みなさんの署名を、声を届けてきました
今年も、県内の多くのみなさまにご賛同いただいた「成人障害者の施策の充実のための署名」１３，５２０筆を持って、福島県選出国会議員のみなさま１３名を訪ねさせてもらいました。
署名、募金に精一杯取り組んでくれた会員事業所のみなさん、ご協力いただいた県内のたくさんのみなさま、ヤマト運輸労組のみなさん、本当にありがとうございました。
今年は、会津ブロックと中通りブロックで地元事務所への訪問、そして東京議員会館への訪問と震災から７年たったなかで、障がいのある人たちや家族、支える事業所や職員が抱える困難について、南相馬から選出された３人のみなさんと和田が、みなさんの声を伝えてきました。
まずは地元事務所まわり
会津ブロックでは、５月１７日の午後、小熊慎司衆議院議員と菅家一郎衆議院議員の地元事務所を訪問しました。お二人とも秘書さんが報酬改定により、事業所への報酬が減り、職員の給料確保が厳しくなる可能性や、毎日来れない利用者さんを敬遠する事業所がでてこないか心配されることなどをていねいに聞いてくださいました。役員１名とピーターパン小沼さん、あいの里から若い坂内さんがはじめて参加してくれました。
中通り浜北ブロックでは、５月１２日の午後、増子輝彦参議院議員を中通りの役員４人で地元事務所を訪問。福島をとりまく現状へのご理解はもとより、長年にわたりこの請願の紹介議員になっていただいている心強さと今日のために手作りの入り口スロープが新設された暖かさを感じてきました。
５月２０日の午後は、岩渕友参議院議員と神山県議、阿部県議、宮本県議、にお話を聞いていただきました。役員３人と伊達からボネール阿部さん、南相馬からも、はらまちひばりワークセンター鈴木さん、えんどう豆吉田さんも参加して、相双地域の現状や南相馬からの要望等も加え、２時間近く懇談させていただきました。国、県の立場で質問を受けながら、ていねいに聞いていただきました。
東京議員会館訪問
全国総会翌日、５月２４日本県選出国会議員１３名のみなさまに、福島からの声を届けさせていただきました。増子輝彦参議院議員、根本匠衆議院議員、小熊慎司衆議院議員、岩渕友参議院議員は、直接議員本人が署名を受け取り、お話を聞いていただきました。今回は南相馬から、あさがお中西さん、ともに西さん、えんどう豆吉田さんが、避難指示解除後の相双や南相馬のこと、そして精神障がい者の方の県外からの帰還後のことなど、現状と今回の報酬改定が与える影響を聞いていただき、請願の紹介議員のお願いを署名をお渡ししながらさせていただいてきました。亀岡議員、玄葉議員、金子議員、森議員など秘書さんが時間を割いて話を聞いてくださるところも多く、福島は他県と比べて、話を直接聞いていただいていると実感した１日でした。
毎年のみなさんの地道な積み上げが、少しずつ議員さんにも伝わっています。
