H28年度県予算編成のための、県議会・各会派による要望聴取会 報告
要望書内容(PDFファイル・別ウインドウ) : こちら
去る9月4日(金)、県議会・各会派による要望聴取会に、小沼事務局長、和田副支部長、設楽の3名で臨みました。
きょうされん福島支部としては、3・11から4年半が経つ中で新たに浮かび上がって来ている被災地の障がい支援の取り組みの中での困難事項といった部分を中心に、大きく3点の要望してまいりました。
①警戒区域が再編成され、戻れるようになりつつある中での福祉の事業所を再開、新設する際の開所支援予算、地域活動支援センターや通所の経費の上乗せなどの県単事業の更なる充実。
②福祉従事者不足の要因のとなっている、資格要件の緩和や福祉従事者の社会的地位(賃金も含め)の向上。
③ソフト面を含めた更なるバリアフリー化の推進。
といった要望概要です。
私の役割として、総括的に議員の方々と意見交換をさせて頂いて、上記の解消のために、『福祉特区』も視野に入れた大規模なテコ入れの必要性という提案もさせて頂きました。
時間的制約もあり、意見交換が出来たのは、「福島県議会民主・県民連合」「日本共産党福島県議員団」の2つの会派のみでしたが、その他の会派の受付に趣旨説明をし、要望書を提出してまいりました。
また、待ち時間に他の障がい団体等の意見交換を傍聴することが出来ました。やはり、福祉従事者不足の問題や差別禁止条例の制定などを要望していました。
きょうされん福島支部 支部長 設楽俊司