きょうされん第36回全国大会in東北・ふくしま 開催趣旨
きょうされん第36回全国大会in東北・ふくしま 大会開催趣旨
多くの尊い命と暮らし、仕事、楽しみを奪いとった東日本大震災後、懸命に多くの困難に立ち向かってるみなさんに、心から敬意を表します。
そして、今なお続く全国からの多くの支援に、心から感謝いたします。
地震が起こる前、私たちは新しい福祉施策をつくろうとしていました。
障害者自立支援法違憲訴訟で国が示した合意文書をかみしめ、多くの国が、署名した障害者権利条約の批准にふさわしい法整備を目指していました。
今まで多くの障がい者が望み、声をあげ続けてきた
「当たり前に暮らし、働き、楽しみを持って生きるために」
2011.3.11 あの大震災が起きました。
命を奪われる障がい者
避難できない障がい者
仕事を失う障がい者
原発事故賠償請求をあきらめる障がい者
新しい福祉施策をつくろうとしていた時、起きた地震・津波・原発事故は、障がいがあるがゆえに負わされてしまった多くの困難を見せつけました。
そして、命を守り、つなぎ、暮らしや仕事をとりもどそうと、その困難に東北は立ち向かってきました。
国が作ろうとしている障害者施策は、被災した東北を救えるのか。
もし、同じことが日本のどこかでおきた時、
命を奪われた障がい者を救えるのか。
避難できなかった障がい者を救えるのか。
仕事を失い、なんの保障も受けられなかった障がい者を救えるのか。
原発事故賠償請求をあきらめた障がい者を救えるのか。
東北で起きたことを、東北が立ち向かったことを
今、日本が目指し、作り上げなければならないことを
ここから「つたえ つなぎ はじめる」のです。
東北を、応援してくれたみなさんと
東北の復興新生に、がんばっている障がいのある仲間と支える人たちと
福島で、多くの困難を背負わせてしまった未来を築く若い人たちと
復興新生のため、懸命の努力をしている東北・ふくしまの企業、団体、関係者たちと
ここから「つたえ つなぎ はじめる」のです。
多くの支援への感謝と未来への道しるべをしめす全国大会を
東北が、ふくしまが、勇気と夢と希望を持って元気に歩いていくための全国大会を
東北ふくしまで
2013年9月21日(土)22日(日)開催いたします。
2013年「きょうされん第36回全国大会in東北・ふくしま」開催趣旨 PDF版(PDFデータ、別ウインドウで開きます。