
私の故郷、神奈川県横須賀市(本当はパリ出身、南フランス育ち)。メインストリートの近くに、ヨコスカFM(blue湘南FM )がある。なんとここに、学生時代、八木志芳アナウンサーがアルバイトをしていたらしい。この日も、金髪の美女がオープンスタジオの前を闊歩していた。何とヨコスカらしい風景だこと。
しかし、ここで八木アナウンサーは、何をしていたのだろう。彼女のアナウンサーの原点が横須賀にあったとは。
不思議な縁を感じています。
2013年5月25日 |
その他
飯舘村の八巻教育長から、happyNewSです。八巻さんは震災時は原町高校校長でした。
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嬉しいニュースです。
飯舘中学校、特設陸上部で3人の県大会出場決める。
震災後、初出場、初出場、初進出。
ご声援ありがとうございます。
2013年5月22日 |
飯館村
1ヶ月前の4月21日(日)に、相馬市にある県立相馬東高校で講演してきました。満開の桃の花に、季節はずれの雪が積もる寒い日でした。
震災のど真ん中にある相馬東高校で、私が講演してもいいのか、そんな資格があるのか、当日まで悩みました。
家を流され、家族を失い、原発事故により不自由な生活を強いられている生徒もたくさんいます。
でも、そんな悩みを解決してくれたのが、講演会終了後に送られてきた、生徒 達からの感想文でした。感想文は、2回に分けて送られてきました。1回目が200枚、2回目が100枚の合わせて300枚。コピーではなく、全て直筆です。学年や名前も殆どが記入されています。私の宝物です。
昨日届いた100枚から、いくつかを抜粋してご覧頂きます。
高校生達の未来を見つめる純粋な気持ちに感動しました。
①沿岸部の磯部に住んでいた友人が心配でした。3日後に無事が確認できて、ホットしました。でも、原発事故で遠くに行ってしまい、震災後1度もあっていません。寂しくて半年は泣いていました。今は少しは元気になりましたけど、やっぱり、会いたいです。友達を返して下さい。私は、福島県が、相馬が、海が大好きです。
②私の家は磯部にありました。全部津波で流 されました。でも、故郷を思う気持ちは流されていません。大和田さんの話しを聞いて、「東日本津波原発大震災」を子供や孫に伝えていこうと思いました。私の将来の夢は、医療関係の仕事に就く事です。
③豊間中学校の被災したピアノが復活した話に感動しました。僕の夢は、消防士になって多くの人の命を助けることです。人から信頼される人間になります。
④講演を聴いて涙があふれました。震災後の混乱を思い出しました。夢を持つことの大切さを教えてもらいました。未来に向けて歩んでいきます。
⑤私の住んでいる相馬は町の中はどんどん復興していますが、海沿いはまだまだです。どこかに原子力発電所の事故の問題があります。それは、私達の孫の代までつづきます。その問題を 、私達は今の大人に任せないで、一緒に考えていかなくてはダメだと思っています。地域の人達が協力して乗り越えて行くことが大切だと思っています。私の将来の夢は、ウェディングプランナーになることです。花嫁さんに最高の笑顔をプレゼントしたいからです。
⑥正直、震災の話しは聴きたくありませんでした。私の家族は無事でしたが、親戚は被害にあいました。弟は早く家に帰りたいと言いますが、帰るうちはありません。
⑦私の家までは、津波の被害はありませんでした。電気も水道もガスも止まりませんでした。だから、震災のことを深く考えていませんでした。講演を聴いて、沢山の人が原発事故のせいで、家に帰れなかったり、家族を捜せなかった事を知りました。どんどん福島のこと は忘れられています。この現実を伝えなければとおもいました。私は、多くの人を笑顔にできる仕事に就きたいと思っています。講演ありがとうございました。
⑧僕の夢は警察官になることです。理由は簡単です。震災で困っている人達の力になりたいからです。人を助けたいんです。大和田さんの話しを聞いて、原発事故で家族を捜せなかった人がいた事を知りました。 この大震災を語り継ぐ事を約束します。
⑨講演を聞いて、改めて地震や津波を忘れないようにしようと思いました。生きたくても生きられなかった人の分も生きようと思いました。そして、歯科衛生士になるという自分の夢を叶えます。講演を聞いて、夢を持つことの大切さ、夢の実現に向けて努力する事の必要性を学びました。
⑩僕の夢は、看護師になることです。震災後、母から看護師の必要性を聞き、この道を選びました。講演を聴いて、その気持ちが強くなりました。目標を持ち、諦めずに努力していきます。高校生活の3年間を大事にします。
⑪将来の夢は、保育士になることです。講演を聴いて夢の実現に向けて頑張っていこうと思いました。震災の経験を無駄にせず、子ども達の命と 笑顔を守りながら、一緒に成長していきます。
⑫講演ありがとうございました。これからも被災地や被災者の真実をきちんと伝えて下さい。私達若者の意見も取り上げて下さい。私の将来の夢は、栄養士になることです。
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どこまでも前向きな高校生のメッセージに、私たち大人がどう答えていくか、生き方が問われていますね。
頑張りましょう!
2013年5月21日 |
その他, 相馬市
①

②

③

5月27日(月曜日)の夜7時からの生放送、「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、ゲストに元外務大臣の玄葉光ー郎衆議院議員を迎えてお送りします。
玄葉議員の出演は2月に続いて2回目。
この日は放送前に、玄葉議員と大和田・八木の両アナウンサーの3人で、いわき市沿岸部の被災地を取材します。
取材するのは、①いわき市で最も津波の被害が大きかった薄磯地区。ここでは唯一営業を再開した民宿「鈴亀」のご主人・鈴木幸長さんに、観光地としての復興・復旧に今何が必要かを伺います。
また、当時10歳の長女を津波で亡くし、毎日最期の場所に来ては線香と花を手向ける父親や、震災後の子供達の笑顔を撮り続けるカメラマンの高橋智裕さんにお会いし、心の復興をテーマにお話を伺います。
①その後、いわき海星高校の「チームじゃんがら」の生徒の皆さんにお会いし、高校生から見た福島県の現状と 復興への提言をお話ししてもらいます。
②四倉に移動。こちらでは、富岡町からいわき市四倉に避難している佐藤紫華子(しげこ)さんにお会いします。紫華子さんは85歳。反原発をテーマに詩を書き、これまでに2冊の本(詩集)を出版しています。「私、政治家には言いたい事がいっぱいあるの」紫華子さんは、玄葉議員に会うのを楽しみにしています。
③最後の取材地は、いわき市北部、久之浜にある「浜風商店街」。震災の年の9月にオープンしたプレハブ仮設の商店街は10店舗が肩を寄せあって生きてきました。
「全ては地域の為に」を合言葉に。
ここに来ると元気になれます。いつも満面の笑顔で迎えてくれる「浜風商店街」の元気の素を伺います。
浜風商店街のご意見番、電機屋の佐藤さんは愛煙家。「煙草は放射能より体に悪いですよ」と私が言うと、「煙草は俺のサプリメント。放射能よりストレスの方が体に悪いね」と美味しそうに煙草をふかしています。
「27日(月曜日)に玄葉光ー郎さんとお邪魔しますので、宜しくお願いします」と佐藤さんに言うと、「今さら何しに来るの?政権交代する前に来てほしかったね」とニコニコしながら答えてくれました。
玄葉議員と佐藤さんの愛煙家対談が楽しみです。
「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、月曜日の夜7時から2時間の生放送。
インターネットのユーストリームで、音声と映像を世界中に発信しています。
県外の方は、パソコンでお聴きください。
2月に玄葉光ー郎議員と南相馬を取材した時に玄葉議員は言いました「現場に神宿る」と。
県外の方はパソコンかスマホでどうぞ。
『月曜Monday 夜はこれから!』(ラジオ福島)
【ustream】 月曜 19:00~20:50
http://www.ustream.tv/channel/rfc-radio
【facebook】
https://www.facebook.com/Monday1458
2013年5月21日 |
いわき市, 月曜Monday
☆北海道函館市の産婦人科医院で2011年、出生前診断でダウン症と判明した胎児について、誤って「異常なし」と両親に伝え、別の病院で出産した男児がダウン症の合併症等で3ヶ月で死亡した事を受け、両親は院長らに損害賠償を求める訴訟を起こしました。
これについて、自らも骨形成不全症で出産経験を持つ、車椅子の友人から昨日メールが届きました。
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新聞を見て、目を疑いました。
函館の「えんどう桔梗マタニティークリニック」の院長 遠藤 力医師は、私達が福島医大で出生前診断を受けた医師です。
当時、骨形成不全症の遺伝の研究をしていました。私達に勇気を与え、娘
の命を支えてくれた医師です。
出生前診断には賛否両論あり、どの選択が正しいのか、私達は正しかったのか、私は今だにわかりません。
でも、遠藤医師は、私達を親にしてくれました。
私の部屋には今も産まれたばかりの娘を抱いた主人と私と医師達の写真があります。
あの日の感動は、あの日の青空と共に私の脳裏に焼き付いています。
そんな医師のあってはならないミスに、言葉もありません。
出生前診断 どうなのでしょうか…。
2013年5月21日 |
その他
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