第680話 旨い豚丼

 
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双葉郡富岡町。東京電力福島第2原子力発電所が立地している。

国道6号沿いに創業明治元年の鰻の「押田(おしだ)」があった。いわきや双葉郡では知らない人はいない名店だ。

震災後、押田は東京で再開した。そこには、店を継ぐべき長男の姿はなかった。

東京の店が軌道に乗ってきた今年、長男は富岡町の隣の楢葉町に豚丼専門の「豚壱」をオープンさせた。(道の駅楢葉の真下)。

客は圧倒的に、原発関係で働く人が多い。それは東電社員であったり作業員であったり様々だ。

私のお薦めは「おろし豚丼」。秘伝のタレは鰻屋そのもの。毎日食べても飽きない味だ。

楢葉にお出掛けの際はぜひ、「豚壱の豚丼」どうぞ。

第679話 小名浜高校で!

 
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代々木ゼミナールの国語のカリスマ教師・藤井健志(ふじいたけし)先生が11月5日(火曜)、福島県立小名浜高校で講演しました。

テーマは「コミュニケーションの取り方」

うなずきながら、聞かせて頂きました。

藤井先生は震災直後から、相馬高校に教育支援に入り、大きな成果をあげています。

今年相馬高校から12年ぶりに東大に合格者を出しました。

その立役者が藤井先生です。

小名浜高校の講演では、全校生徒350人に対しユーモアを交えながら、藤井先生は、国語力がコミュニケーションの基本になると説いてくれました。

在校生への講演会の後は、国語教師、大学進学希望の生徒への個別指導に当たり、まさにフル回転の1日でした。

藤井先生 、お疲れ様でした。

また、小名浜高校に来て下さい。

第678話 富岡港~殉職の碑』

 
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富岡港近くに、殉職警察官が乗っていたパトカーがある。

原型を留めていないその姿に、声も出ない。

この震災で福島県内では5人の警察官が殉職した。うち一人がまだ見つかっていない。

いずれも、住民の避難誘導中に津波に巻き込まれたとみられている。

このパトカーには2人の警察官が乗っていた。1人は30キロ沖の大平洋上で発見された。

26歳の若き警察官がまだ、見つかっていない。

彼は、剣道の達人だった。壊れたパトカーには、母校の高校剣道部から贈られた竹刀が手向けられていた。

第677話 子供達の笑顔②

 
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福島県いわき市勿来錦須賀海岸(なこそにしきすか)の3千本の黒松植林会場で行われた、地元園児の「東田(あずまだ)太鼓」の演奏。

最後に唱歌「ふるさと」を元気に歌い、仮設住宅に暮らしている双葉町民の皆さんから大きな拍手が送られた。

第676話 子供達の笑顔①

 
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間もなく震災から2年8ヶ月。

たくさんの子供達の笑顔に、励まされてきました。

子供達の笑顔が福島の未来です。

頑張らなくっちゃ♪

(いわき市勿来、相馬、会津若松の子供達)