第495話  オールスター戦

 
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いつも「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」を視聴して頂きましてありがとうございます。

実は、7月22日(月曜日)はいわきグリーンスタジアムで行われるオールスター戦中継の為、「月曜Monday 」はおやすみさせて頂きます。

次回放送は7月29日(月曜日)です。

宜しくお願いします。

八木志芳アナウンサーと菅原美智子アナウンサーの、とっておきの笑顔と、おやすみポーズをお届けします。

第494話  いわき海星高校

 
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いわき海星高校野球部の斎藤道雄部長と後援会事務局の細谷弘樹先生の二人が、17日(水曜日)、ラジオ福島のスタジオを訪ね、選抜甲子園出場の記念誌と絵皿をお持ちくださいました。

斎藤部長は「やっとグラウンドが半分使えるようになりました。不自由さを克服して頑張る生徒達に感動をもらいました。失った物は余りにも多過ぎましたが、得たものも数えきれません。生徒達の前向きな姿に感謝しながら、これからも頑張っていきます」と話してくれました。

いわき海星高校は20日(土曜)平野球場でベスト16進出をかけて、福島北高校と対戦します。

第493話  誰の為の除染

 
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猛暑の中、連日除染作業が続いている福島市。

作業員の皆さんの健康管理は十分なのだろうか。

いよいよ今週末、自宅庭の除染作業に入る。

この団地の除染は当初の予定では、今年3月中だった。

「作業員の不足から遅れた」と、福島市の担当者から説明があったのは、6月になってからだった。

自宅庭の放射染量は0・18マイクロシーベルト。国が除染の目安としている年間1ミリシーベルトの規準となる、毎時0・23マイクロシーベルトを大幅に下回っている。

除染の必要があるのか悩むところだが、震災時は12マイクロシーベルトあった事を考えると、今さら感が強くなる。

2年4ヶ月経って、やっと始まる除染。誰の為の除染なのか。

除染して剥ぎ取られた汚染土は、白いプラスチックケースに入れられ自宅庭に埋めるか、一ヶ所に集められ青いビニールシートに覆われるだけだ。

自宅での保管期限は決まっていない。

除染 ではなく、移染に過ぎないと住民は言う。

原発事故で出た瓦礫や汚染土の最終処分場、中間貯蔵施設、仮置場、仮々置場も決まっていない為に、自宅庭に置かざるをえない現状に、改めて国や県、基礎自治体の無策に不信感がつのる。

果てしない除染作業は、いったい誰の為のものなのか。

第492話  風疹の流行を止める簡単な方法

 

 
風疹の流行を止める簡単な方法

医療法人社団めぐみ会
理事 杉原 桂

2013年7月16日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 

ここ半年の風疹流行について思うことがある。

専門家は、頭でつくった理想論を唱える。

例えば、ある先生は言う。
抗体検査して、必要ならばワクチンをうつ。
その後もう一度、抗体検査して免疫を確認する。
ついてなければもう一度ワクチンをうつ。
これが学問として正道だ、と。

確かに医学的には正解だ。

そして、このプランは相手が家畜や、捕虜収容所の捕虜なら大成功をおさめるだろう。

けれど、現在、私たちが相手にしているのは自由意志を持っている、はずの善男善女だ。

それぞれの深い事情から止む無くたどり着いた、ワクチン反対派、賛成派、どうでもいい派、など様々な価値観の人間が混在する。

こうした問題に対処するには、ある種のルールがある。アインシュタインの言葉に「問題を生み出したのと同じレベルの意識では、その問題を解決することはできない」というものがある。

風疹が流行しているから、ワクチンを打とう!では同じレベルの意識である。

意義を主張したり、ポスターを作ったりして、エネルギーを注いだ割には、根源的な行動変容は得られていないのが現状である。

自分もワクチンパレードに参加して、手応えの少なさを実感として感じた。のれんに腕押しという感じである。

ところが、歴史を思いおこすと、日本でもある主義や主張を広めようとする、という点において似たようなシチュエーションを経験している。

かつての大学紛争である。革マル派とか、ゲバ棒 とか、そういった時代。
映画「ノルウェイの森」や漫画「メドューサ」でその空気感をかいま見ることができる。

彼らがあれだけ騒いでも、就職になる時期にはピタリと騒ぎが止まり、
きちんとした服に着替えて、一部の例外はあったものの、ほとんどの善男善女は会社に通い始めた。

内田樹さんや村上春樹さんらの著作物はこうした時代のことを良く教えてくれる。

まだ現役で活躍しておられる先生方にも経験がおありな人もいらっしゃるはずである。

あれほど主義、主張を突っぱねていた善男善女をあっという間に行動変容させることに成功した。

本気で結果を望むのであれば、同じようなことを疾病対策でやれば良いのではないだろうか。
つまり、革マル派(=感染源)の ままでは社会側は受け入れることを拒否するのである。

まず隗より始めよ、と郭隗(かくかい)は言った。

すべての医系大学の関わる人にお願いしたい。母校に働きかけて、母校の全学部における入学試験にワクチン摂取歴もしくは抗体価の提出を。

受験するのに必要な願書の中に義務づけるのはどうだろう。反対する理由がどこにあるだろうか?

その次に、私立中学、高校に (OBの先生も沢山いることだろう) 働きかけることができる。

すでに同級生が校長クラスになっている先生もいるだろう。学校医を務める先生もいるだろう。
大学と同様、願書にワクチン摂取歴もしくは抗体価の提出を義務づける。どうせ、米国留学する時には必須なのだ。

そうして本丸である。風疹 に限って言えばこの世代の予防が現在必須である。

一部上場、二部上場している会社にも産業医の方から働きかけをして入社に必要な履歴書に、ワクチン摂取歴もしくは抗体価の提出を半ば義務づけてしまう。

入社だけでなく、海外勤務などの異動の際には確認を必須とする。

病院では当たり前である。小児科医である小生が国立成育医療センターで卒後研修を受ける時にも、ワクチン摂取歴もしくは抗体価の提出が求められた。すぐれたシステムだと思う。これを拡張してゆくだけである。

善男善女が自発的に、弱者のためにワクチンを打とうという時代がくることが望ましいがもっと早く結果をだすためには仕組みが必要である。

これならば、政府は費用負担がない。賛成とか反対と か議論の余地はない。いやならばその学校や会社を選ばなければ良い。

ワクチンはシートベルトと同じだ。違うのは、あなたがしなければ、被害は周りの人に及ぶ連結型シートベルトだということだ。

まず医療界や、出身校から変えていくのが遠回りに見えて、近道なのではないだろうか。

今回の記事は転送歓迎します。その際にはMRICの記事であることを明記して下さい。

MRIC by 医療ガバナンス学会。

第491話  関西大学

 
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関西大学・深井麗雄教授のゼミ生ら4人が、ラジオ福島のスタジオを訪ねてくれました。

関西大学、同志社大学などは震災後の福島に定期的に入り、被災地や仮設住宅の現状を地元で発進してくれています。

嬉しい限りです。