第555話  久ノ浜・浜風(笑)店街

 
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嬉しいメールを頂きました。浜風商店街にかんするものです。

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大和田さん、初めまして。

えのきどいちろうさんのポッドキャストで、大和田さんのことを知りました。

ひとつ大和田さんに、お知らせしたいことがございます。

昨年、いわき市の久ノ浜の浜風商店街を訪問いたしまして、 すっかり気に入ってしまい、本日3回目の訪問をしてまいりました。

今回は、浜風商店街の2周年をお祝いするということで、埼玉県のちいさなNPO(福祉作業所)と共同で、 浜風商店街の看板を作り、届けてまいりました。

三陸などの復興商店街をいくつも訪問いたしましたが、 あっちは観光客とかがいっぱい来ていて賑わっています。

久ノ浜は近くに観光資源もなく、北は東京電力の原子力発電所。

そんなハンディにもめげず、元気にやっている姿は感動的です。

「さいたま?そんな遠いところからよくきたね。」などと、 おっしゃっていただけるのですが、そんな遠いところの電気を
ジャブジャブと使っていたのですから、こんな時こそ、 なにか御恩返しをしなくてはと思っています。

ご存じのことと思いますが、久ノ浜は、地震・津波・火災・原発と4重の苦しみを負っている地区の一つです。

原発からの 30Km圏からも少しだけ外れているという地区です。

すぐ北はまだ、住人の少ないところです。

はっきり言って商売をするのに大変なところです。

でも、浜風商店街のみなさんは地元の車を持たないお年寄りが 困るからと言ってがんばっています。

内緒で看板の写真をお送りいたします。

ぜひ、2周年のイベントの日でも、その前後でも
この「絆」の看板をたくさんの方が見に来てくださって、 商店街を盛り上げていただけたらと思います。

番組のときでも呼びかけていただけますでしょうか。

勝手なお願いであり、ひとりよがりのことですが
おゆるしください。

埼玉県比企郡

山口 言(やまぐち ことば)

第554話  きょうされん全国大会

 
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障がいを持つ人達が一同に会する「きょうされん全国大会」が9月21日(土曜日)22日(日曜日)の福島県郡山市の磐梯熱海温泉で開催されます。

縁あって、私が実行委員長を務める事になりました。

9月1日(日曜日)、「きょうされん全国大会」の実行委員会が磐梯熱海で開かれ、東北を中心に実行委員50人が集まり、当日の運営に向けての最終確認を行い、大会の成功を誓いあいました。

震災を受け、福島県は全国から、いや全世界から支援を受けてきました。

収束しない原発への不安もありますが、この地で未来を信じ頑張っている私達の思いを、感謝の気持ちと共に全国へ届ける機会になれば幸いです。

全国から参加してくれる障がい者や作業所の仲間が、福島に来 て良かったと思える2日間にしていきたいと心から思っています。

また、この震災が、障がいを持つ人達の死亡率が通常の2倍という結果を踏まえ、防災や減災の一助になればと強く願っています。

当日は、県を代表して佐藤知事、開催地を代表して品川郡山市長がご挨拶をして下さいます。

添付した写真は、聴覚障がいを持つ実行委員に対し、手話通訳者が手話で内容を伝えているところです。

第553話  ニーナ・ライリーさん

 
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福島に縁のあるソプラノ歌手・ニーナライリーさんのチャリティーコンサートの司会を担当した。

ニーナライリーさんのお母様が元ラジオ福島アナウンサーだった縁で司会のマイクを握った。

ソプラノ歌手のニーナ・ライリーさんは、横浜出身。高校1年までインターナショナルスクールに通った。(私は横須賀出身、生い立ちが似ている)

高校2年生の時にはオペラ歌手を志し、奨学金を得てアメリカに渡り夢を実現させた。

父は、「ニュー・グレンミラー・オーケストラ」の名トロントボーン奏者のダニエル・ライリー氏。

ニーナ・ライリーさんは、現在はニューヨークを中心に活躍中。

東日本大震災発生後、ニューヨークで開催された東北の被災地を支援するコンサート に参加したニーナさんは、その後も被災地支援活動に積極的に参加。

福島市飯坂町の「摺上亭大鳥」で開かれたチャリティーコンサートでは、詰めかけた180人の聴衆を澄んだ歌声で魅了した。

第552話  伊達市 桃の里マラソン結果報告

 

 
全盲のマラソンランナー・星純平さんからのメールです。

今日のレースの結果です。素晴らしいタイムでした。

次のレースが楽しみです。

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視覚障がい者ランナーの星純平です。

日頃は、ラジオ福島をお聞きの多くの皆様から応援をいただきまして、誠にありがとうございます。

今日9月1日は、伊達市桃の里マラソン(10km)に出場してきました。

桃の里マラソンの暑さは伊達じゃない!!

開口一番「暑い」の一言に尽きます。…32℃越えのハードな条件となりました。

雨男と呼ばれる僕も参加総数3,500以上の10kmに望む晴れ男女の力には力及ばずです。

昨年の「白石蔵王高原マラソン」に出場してきた時の話です。

レース中に伴走者が疲れ
失速してしまいました。そんな状況でペースダウウンを余儀なく されていた時に傍を走っていたランナーに「伴走を代わってもらえないだろうか?」と話しかけてみました。

そのランナーが菊池 慎君(25)でした。

その菊池君は、知的障害を持っていました。しかし、菊池君は快くそして頼もしく、伴走を引き受けてくれました。

視覚障がい者を知的障がい者が伴走をすると言う感動的なレースとなりました。

僕の記憶の中でも熱く強く記憶に残った大会となりました。

その菊池君と今日、桃の里で約一年ぶりに再会しました。

「わしは優しい人が好き
じゃけん」と再会し、握手をした時に、菊池君は何気なく言ってくれました。

本当に優しい青年です。

そう言われた僕はとても嬉しかった。心から本当に。ありがとう菊池君
。今日は頑張ろう!!

今日の伴走を引き受けてくれたのは、半沢 拓見さん(23)です。

大学まで陸上部。そして社会人一年生。視覚障がい者マラソン伴走一年生。

当然大会での伴走も初体
験です。半沢君は少し緊張している様子でした。

菊池君と三人で、ウォーミングアップしました。百戦錬磨の菊池君だけが饒舌です。僕は先週、佐藤敦之選手(北京オリンピックマラソン代表)に檜原湖周辺で合宿をしていただいた時のトレーニングやアドバイスを思い出していました。

そしてスタート!! 

3,500人が一斉に駈け抜けていきます。

あまり広くはない道路では選手同士が接触してしまいます。僕は前方の選手の靴を踏んでしまうかもしれません。

その選手がひしめ き合う中を、半沢君は懸命に僕を走りやすく伴走していきます。

このスタート時の混雑してる中を目の見えないランナーを誘導しながら走る大変さを想像してみてください。

他の伴走者もここが一番神経をすり減らす思いだと話します。

5kmを過ぎました。走っている感覚は悪くはないのですがペースが上がりません。

暑さのせいでしょうか?終止、半沢君からの励ましが聞こえてきます。

応えたい。

しかし、ペースがあがらず、自分自身が歯がゆい。

ラスト2kmを切りました。女性ランナーを抜きますが背後にぴったりとついて来ます。

その女性ランナーの息は苦しそうなのですが、全く離れません。その女性の気迫のプレッシャーを恐ろしく感じました。

ゴ ールまで1kmを切り、僕は「屁のツッパリ」のようなラストスパートです。

タイム:40分05秒(ネット:39分58秒)

半沢君と硬く熱い握手で互いをたたえ合いました。

半沢君の初伴走の責任と言うプレッシャーは、いかばかりだったのかとゴール後の半沢君の興奮ぶりで感じました。

そのことに気がついた時、感謝と深い感動に目頭を熱くしました。

強く優しい精神力を持った半沢君。とても走りやすく走らせていただきました。

ありがとうございました。

本大会でも、伴走をして下さいました半沢 拓見さんをはじめ、多くの方々のご支援により、走らせていただきました事、心より感謝申し上げます。

10月20日 須賀川市円谷幸吉マラソン(ハーフ) の伴走をしてくださる方を急募しております。

目標:82分です。お力を賜りくださいます方がおられましたら是非にお願い申し上げます。

引き続きのご支援ご声援を、よろしくお願いいたします。

星 純平

第551話  快挙

 

 
湯本高校関係者からのメールです。快挙です。

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今日は吹奏楽コンクール東北大会が郡山市民文化センターでありました。

全国大会決まりましたよ

なんと

湯本高校、平商業高校、磐城高校の三校です 全部いわき勢でした

10月27日名古屋です。

行ってきます。