第26話 メッセージ

 

末期ガンと闘っているテノール歌手の本田武久さんを応援している人達から、たくさんのメッセージを頂きました。

(これから届くメッセージもあります)

明日、本田武久さんにそのメッセージを放送を通してお伝えします。

メッセージは、明日午後7時から放送の「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」の中で紹介します。

番組では最近の本田武久さんのblogを紹介しながら、皆さまからお預かりした心温まるメッセージを紹介します。

「本田さん、もう頑張らなくて結構です。私達は本田さんの生き方に、歌にどれだけ励まされたかしれません。
本田さんが届けてくれた被災地への思いを、これからは私達が力に変えて頑張って行くことを誓います」

本田武久さんは今、緩和ケア病棟に入り、痛みのコントロールをしています。
 

月曜日の夜7時から放送する「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから)は、ユーストリームを通して、音声と影像を世界中に発信。

県外の方は、パソコンかスマホでお聴きを。
 

月曜Monday 夜はこれから(10月1日)
http://www.ustream.tv/recorded/25838049
 

第25話 玉野のピアノ

 

相馬市立玉野小学校に、埼玉県の60代のご夫婦からピアノが寄贈されました。
 
玉野のピアノ
 

山間の相馬市玉野地区にある玉野小学校は、全校生徒が14人。

共有している体育館をはさんで、渡り廊下でつながっている玉野中学校も全校生徒14人。

・・
先日、その体育館に寄贈されたピアノを使い、相馬市出身のフルート奏者、芳賀文恵さんが音楽仲間3人と音楽会を開催しました。

芳賀さんは相馬市の沿岸部・尾浜出身。家族は無事でしたが、家は津波で流されて跡形もありません。

友人もたくさん亡くなりました。

虚脱感から1年間は何もできなかったそうです。

今は、自分のできること、音楽の力を信じて、被災地を回っています。

・・・
音楽会終了後、寄贈されたピアノで、玉野小学校と玉野中学校の校歌を子供達が熱唱しました。

ピアノが無かった体育館に校歌が流れたのは初めてでした。

娘が使っていて、今は使わなくなった大切なピアノを被災地に届けたい!

朝日新聞に私が書いた、豊間中のピアノの記事を読んだ埼玉県の奈良さんご夫妻から、被災地にピアノを寄贈したいという手紙をいただいたのが、全てのきっかけでした。 に発信します。

・・・・
自然豊かな相馬市玉野地区の子供達の元気な歌声が体育館に響き渡りました。

第24話 甲状腺検査の充実を!

 

何人かの国会議員に送ったメールです。

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県民の甲状腺癌への不安が高まっています。

検査の結果、嚢胞が見つかる子供たちは、30%に上っています。

我が家の大学生の息子にも嚢胞がありました。

次の検査は、2年後では、家族の心配は解消できません。

有料でも、最低半年後に検査を受けたいのが本音です。

福島市医師会会長(わたり病院院長)も、県に検査の継続と拡大を陳情しましたが、県は病院や医師が足りないと、消極的です。

将来福島の子供たちに甲状腺癌が発生したら、国の責任で治療を行い費用の全額を負担して欲しいのです。(当たり前の事)

その癌が、原発事故が原因かどうかは問題外です。

県民の不安を解消するためにも、議員立法で明確な意志(子供たちを守もるという決意)を示すしかないのです。

心からお願い申し上げます。

心ある国会議員に働きかけ、超党派で対処して下さい。

あの時、大量のヨウ素が飛散したことは明白なのですから。

第23話 山口勇3等陸佐②

 

いわき市薄磯海岸の豊間中学校のピアノを守ってくれた、陸上自衛隊幹部の山口勇3等陸佐にインタビューした。

彼がいなければ、ピアノは瓦礫になっていた。

大分県出身の山口勇さんは、日本を守るという指命感を持って、横須賀市にある防衛大学校に入学した。

3・11の震災を受け、山口勇さんら福岡県小郡駐屯の自衛隊は、相馬市・南相馬市沿岸部の道路を復旧させるため「復興の架け橋」を建設するなど、復興車輌の支援に尽力した。

橋の材料は全て福岡県から運んできた。

昨年5月15日から4日間かけて、自衛隊員40人で豊間中学校の体育館の砂と瓦礫を撤去した。

その時、体育館のステージの上に倒れていたグラウンドピアノを体育館中央に丁寧に運んだ。

学校の復興を願って。

山口勇3等陸佐が救った豊間中学校のグラウンドピアノと、「復興の架け橋」が写真に残っています。

YouTube(クリックで別ウインドウで開きます)で見られます。

私が携帯で撮った震災関連の写真に、浪江町出身の門馬よし彦さんの名曲「願い」をバックにつけました。

是非、ご覧下さい。

第22話 山口勇3等陸佐①

 

明日朝8時20分から、豊間中学校のピアノを守ってくれた、陸上自衛隊幹部の山口勇3等陸佐にインタビューします。

彼がいなければ、ピアノは瓦礫になっていました。

さらに、山口勇さんら福岡県小郡駐屯の自衛隊は、相馬市・南相馬市沿岸部の道路を復旧させるために仮の橋「復興の架け橋」を建設、復興車輌の支援に尽力しました。

橋の材料は全て福岡県から運んできたものです。

山口勇3等陸佐が救った豊間中学校のグラウンドピアノと、「復興の架け橋」が写真に残っています。

YouTube(クリックで別ウインドウで開きます)で見られます。

私が携帯で撮った震災関連の写真に、浪江町出身の門馬よし彦さんの名曲「願い」をバックにつけました。

是非、ご覧下さい。