★写真は警戒区域の双葉町と富岡町。人影は全く無い。

①公民館前のアーチには、原発と共に生きてきた双葉町の現実があった。「原子力明るい未来のエネルギー」

②JR 双葉駅の改札前のスタンドには、震災当日の2011年3月11日の新聞が残っている。

③富岡町のJR 富岡駅。線路の中には津波で流された車が放置されていた。
住民が立ち入る事が出来ない警戒区域(双葉町・浪江町・大熊町・富岡町)はあの日から時間が止まっている。
★この1年、被災者の皆さんから聞いた最も多かった言葉は「原発事故さえなかったら」。
昨年1月1日時点の、東日本大震災による県内の死者は1900人。
それが、今年1月20日現在の死者数は3072人。
この1年間で、1100人が亡くなった。
震災関連死は、被災3県の中で福島県が最も多い。
原発事故による無理な避難からくるストレスが、主な原因だ。
長い避難生活による、肥満・高血圧・高血糖・認知症の進行、将来への不安から自ら命を絶つ人もいる。
「原発事故さえなかったら」
この言葉が重くのしかかる。
★28日(月曜日)夜7時から放送の「月曜Monday(もんだい)夜はこれから」は、『福島復興本社代表・石崎芳行東電副社長』のインタビューをお聞き頂く。
福島第一原子力発電所の事故の損害賠償や除染等の対応強化を目指す東京電力は、今年1月にJ ヴィレッジに「福島復興本社」を開設した。
代表に就いた石崎芳行東電副社長はこれまで、「賠償、除染についていろいろな要請にお応えする。福島に根を下ろし、全力を尽くす」と抱負を述べている。
また、「取り返しのつかない事故を起こしたが、克服してご恩を返す。『東電魂』を持って責任を果たす」と決意を語った。
番組では、石崎芳行復興本社代表に、事故の当事者としての責任や業務への取り組み、補償や除染、厳しい県民感情へどう向き合っていくかなどを伺う。
★28日(月曜日)夜7時から放送の「月曜Monday(もんだい)夜はこれから」は、ユーストリームを通して世界中に音声と影像を発信。
県外の方はパソコンかスマホでどうぞ。
『月曜Monday 夜はこれから!』(ラジオ福島)
【ustream】 月曜 19:00~20:50
http://www.ustream.tv/channel/rfc-radio
【facebook】
https://www.facebook.com/Monday1458
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2013年1月22日 |
双葉町, 富岡町, 月曜Monday
飯舘村仮設住宅集会所の男子トイレの前に立つと、名文が目に飛び込んで来た。

「箱庭の外に漏らさぬ竿の露」
80歳の班長さんの作品です。元気ですね。羨ましい!
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2013年1月22日 |
飯館村
続編「硫黄島・栗林中将の最期」を読みました。
名将・栗林中将がノイローゼで投降を企て、部下に殺された、などという誤った説を丁寧に検証していく取材力に感動しました。
著者の梯久美子(かけはしくみこ)さんが硫黄島の地下壕に入った時の感想を「持てる能力の全てを注ぎ、彼にしかできない戦いをした栗林という人の、いまだ消えないエネルギーのようなものを感じた」と記していました。
それは「死をへても消えることのない、生命の息吹きのようなものだったのではないかと」と思ったそうです。
ますます、栗林中将という人物に惹かれていきました。
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2013年1月22日 |
相馬市
梯久美子著「散るぞ悲しき」を読みました。
硫黄島総指揮官・栗林忠道中将を描いたもので、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しています。
この本を推薦してくれたのは、相馬市の立谷秀清市長です。
立谷市長は震災直後、市長室の床に敷いたカーペットの上に横になりながら朝を迎えていました。
その時に何故か栗林中将を思いだし、「我に知恵と勇気を与えたまえ」と願ったそうです。
アメリカの名優、クリント・イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」を見て、栗林中将の存在は軍神として知っていまし たが、これまでの知識を根底から覆された衝撃的な内容でした。
また、栗林中将戦死後の奥様の生き方、振る舞い方にも感動しました。
背表紙解説文には、こう記されています。
「水涸れ弾尽き、地獄と化した本土防衛の最前線・硫黄島。司令官栗林忠道中将は、5日で陥落するというアメリカ軍の予想を大幅に覆し、36日間持ちこたえた。日米合わせて2万人以上の死者を出した壮絶な戦場だった。玉砕を禁じ、自らも名誉ある自決を選ばず、部下達と敵陣に突撃し果てた彼の姿を、妻や子に宛てて書いた41通の手紙を通して描く感涙の記録。
栗林中将の孫が、進藤義孝総務大臣です。大臣は今月26日に、二本松、南相馬を回って相馬市に入る予定です。
立谷市長は「目的意識を信 念に替えて、命より大切なものを守るために、死ぬより辛い戦いを貫いた栗林中将への尊敬と感謝の気持ちを込めて、孫である大臣をお迎えします」と話してくれました。
大臣と立谷市長が握手をした瞬間を思うと、熱いものが込み上げてきます。
栗林中将の決別電報の後に送った辞世の句です。
「国の為重きつとめを果たし得で、矢弾尽き果て散るぞ悲しき」
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2013年1月18日 |
相馬市
21日放送の「月曜Monday(もんだい)夜はこれから」の2人目のゲストは、車椅子バスケットの増子恵美さん。

増子恵美さんは、交通事故により車椅子の生活となりましたが、不屈の精神で障害を克服、車椅子バスケット日本代表選手として活躍し、2000年のシドニーパラリンピックでは、銅メダルを獲得しています。
現在は、福島県障害者スポーツ協会に籍を置き、県内の障害者スポーツの振興に東奔西走しています。
増子恵美さんは震災直後から、自家用車に支援物資を積んで被災地を回り、障害を持った仲間を励まし続けました。
また、警戒区域内に置き去りにされたペットの救出や保護に力を注ぐなど、独自の支援活動を行っています。
21日放送の「月曜Monday 夜はこれから」は、全国のきょうされん関係者の皆様には是非聞いて頂きたいと切望します。
月曜Monday 夜はこれから(1月21日)
http://www.ustream.tv/recorded/28695996
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2013年1月18日 |
月曜Monday
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