岩手県北上市の復元納棺師、笹原留似子さんの講演会が、福島市の「コラッセふくしま」で行われ、定員を越える130人の聴衆が笹原さんの話に聞き入った。

復元納棺師の笹原留似子さんは、東日本大震災の津波の犠牲となった遺体300体以上を復元し、遺族のもとに返した。
その壮絶な遺体安置所で行われた復元作業を通して、死の現場から命の大切を訴えた。
死後の変化から、家族の死を受け入れられない遺族もいた。
そんな時笹原さんは、丁寧に時間をかけ、笑い皺を復元する。
ご遺体と対面した遺族はそれを見て、始めて名前を呼んで泣いた。
写真は、笹原さんと、講演会を主催したつるりん和尚こと、阿部光 裕さん。
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2013年1月30日 |
その他, 福島市
2月16日(土曜日)に講演会やります。
あまりにも素敵なポスターなので、見ていただきたくて、転送します。


☆皆さん、お時間のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加ください。
月仁会40周年記念イベント
日時2月16日(土)
会場:グランシア須賀川
プログラム:16:30~17:20 菊池章夫ミニコンサート 17:30~大和田新 記念講演会
お問合せ:月仁会事務所 090-2792-2664
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2013年1月29日 |
その他
★沖縄戦で米軍が最初に上陸した読谷村。

昨年4月、この地に「さとうきび畑」の歌碑が建立された。
来週月曜日は、読谷村を訪れ、平和の歌碑の前からレポートする。
平和を祈る歌「さとうきび畑」は1967年に生まれた。誕生の地は沖縄。時代は、ベトナム戦争の真っ只中。世界中で「反戦歌」が歌われていた。
この歌の作詞作曲・寺島尚彦氏は、沖縄のさとうきび畑の土の下に未だ埋もれたままの戦没者達の魂に揺り動かされるように「さとうきび畑」を書き上げた。
寺島尚彦氏は2004年、イラク戦争に胸を痛めつつ世を去った 。生前、非戦の誓いを胸に全国各地で各地で数多くのコンサートも行ってきた。
この歌に込められた平和への祈りを沖縄から永遠に発信し続ける為、「さとうきび畑」の碑が読谷村に建立され、不戦の誓いをあらたにした。
歌碑の建立に必要な経費は、この歌にふさわしく草の根運動として、全国各地からの募金で賄った。
★寺島尚彦氏の次女でいわき市小名浜のイタリアンレストランdon 3でコンサートを開いたソプラノ歌手・寺島夕紗子さんは『米軍上陸地点・読谷村にこの歌の歌碑を建立し「平和」への祈りを込めて、ここで多くの人達によってこの歌が歌い継がれ「平和」が世界に発信されることを願います』と。
写真は、寺島夕紗子さんから送られてきた「さとうきび畑」の歌碑。
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2013年1月29日 |
その他
東電副社長で福島復興本社代表の石崎芳行さんのインタビューを放送した。
ユーストリームを通して、音声と影像を全国へ配信。
月曜Monday 夜はこれから(1月28日)
http://www.ustream.tv/recorded/28875739
番組スタート直後は、厳しい意見が多かった。
「東電社員は福島に住め」「汚染水を結局は海に流すんだろう」「福島の原発を廃炉にしなければ許さない」「原発作業員の安全は確保されているのか」「復興本社の立ち上げは遅すぎだ」「補償問題が遅々として進まないスピード感を持って対応しろ」「この番組は石崎芳行さんの応援番組なのか」「リーダー1人が頑張っても、会社がかわらなければダメだ」「原発事故の為に、遺体捜索が出来なかった地域への謝罪を、見える形でしろ」
東電副社長の石崎芳行福島復興 本社代表は、メモを見る事もなく、厳しい質問にも丁寧に答えてくれた。
座右の銘は?という質問に対し石崎芳行さんは、「神は乗り越えられる試練しか与えない」と答えた。
警戒区域の浪江町は請戸小学校の二階の教室の黒板に、「天は乗り越えられる試練しか与えない。頑張ろう請戸」と書かれていたのを思い出した。
番組終了間近には、石崎芳行さんへの応援メッセージが書き込まれるようになった。
月曜日の夜7時から放送する「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから)は、ユーストリームを通して、音声と影像を世界中に発信。
県外の方は、パソコンかスマホでお聴きを。
月曜Monday 夜はこれから(1月28日)
http://www.ustream.tv/recorded/28875739
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2013年1月28日 |
月曜Monday
★2月3日(日曜日)から9日(土曜日)までの1週間、いわき市在住のフォトジャーナリスト・高橋智裕(ともひろ)さん39歳の写真展が、福島市の「こむこむ」1階ホールで開かれる。

①

②
高橋智裕さんは震災当時、小名浜港で取材中だった。まさか津波が襲ってくるとは思っていなかった高橋さんを、津波はあっという間にのみ込んだ。地震から30分が過ぎていた。
九死に一生を得た高橋さんは、地元いわきだけでなく、宮城、岩手を始め、相双の沿岸部もくまなく回り、被災者の心に寄り添そいながら写真を撮り続けてきた。
時には、心無いボランティアや、ルールを知らない被災地見学者と口論しながら。
高橋さんがファインダーを通して伝えてきたものは、悲惨な被災地の中に咲く子供達の笑顔だった。
高橋さんは言う「気の遠くなるような歳月の先にある、被災地の復興を担うのは子供達です。その子供達の為に、私達大人が今、何をすべきかをこの笑顔を見て、一緒に考えて行きましょう」と。
高橋智裕さんはこれまでの活動の記録を、2冊の写真集にまとめた。現在、写真展や講演会の依頼も多く、全国を飛び回っている。
このメー ルが皆さんの所に届く頃は、名古屋市での講演会を終え、磐越道をひたすらいわき市に向かって走行中だ。
名古屋市での講演会は、立ち見が出るほどの盛況だった。皆、真剣に話を聞いてくれた。いわき市から避難している人もいた。最後はお互いに「頑張りましょう」と言って握手して別れた。阪神淡路大震災で家族を3人亡くした男性は、「一番怖いのは、震災が忘れられて行く事です」と涙を流した。
★今回の「こむこむ」で行う、高橋さんの写真パネルの横には、特別なコーナーが設けられる。
津波で亡くなった、いわき市立豊間小学校4年・鈴木姫花(ひめか)さんの原画展だ。
姫花さんは、絵を描くのが大好きだった。将来はデザイナーになることを夢見ていた。
2009年 11月1日(灯台の日)には、灯台を描いた絵が入賞し、自宅近くの塩屋埼灯台で表彰を受けている。
色彩感覚豊かな姫花さんは、空を黄色く描いた。真っ赤な太陽に向かって飛ぶ一羽のカモメは、生きる希望にみちあふれている。灯台の展望台には、笑顔の友達が並んでこちらを見ている。
姫花さんの生きてきた証を残すため父・貴(たかし)さんがこの絵をハンカチにした。
一枚800円で販売、売り上げは全ていわき市に贈られ、災害遺児の為に使われる。
当日は、高橋さんの写真集や、姫花さんのハンカチの販売は行わない。興味のある方は、高橋さんのホームページを見て欲しい。
姫花さんの原画が自宅を出るのは初めて。ご両親には心から感謝する。
高橋さんの写真と 合わせて、姫花さんの命の輝きに満ちた絵をじっくりと見て欲しい。
★2月9日(土曜日)午後2時から、高橋智裕さんと大和田新の講演会を会場で行う。テーマは「震災から1年11ヶ月。今、伝えたいこと」。
この震災を風化させない為に、今伝えたい思いが私達にはある。ぜひ、聞いて欲しい。
福島市の「こむこむ」は、JR 福島駅東口から歩いて5分。開館時間は午前9時30分から午後7時まで。火曜日が休館。入場無料。駐車場は無し。
写真①高橋智裕さんとラジオ福島の八木志芳アナウンサー。
写真②津波で亡くなった、鈴木姫花さんのハンカチになった灯台の絵。(原画)
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2013年1月27日 |
双葉町
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