第257話 相馬高校から東大合格
相馬高校稲村くんが東大に合格しました。
震災前は東大を目指していなかったのに、震災をきっかけに進路を変更しての、挑戦でした。
本人の努力が一番ですが、稲村くんを支援した先生達の努力にも頭が下がります。
相馬高校から東大合格は12年ぶりです。
被災地の厳しい環境の中での目標達成は、賞賛に価しますね。
福島県に必要なのは、教育と医療です。
それをあらためて、実感しました。
2013年3月10日 | 相馬市
相馬市
相馬高校稲村くんが東大に合格しました。
震災前は東大を目指していなかったのに、震災をきっかけに進路を変更しての、挑戦でした。
本人の努力が一番ですが、稲村くんを支援した先生達の努力にも頭が下がります。
相馬高校から東大合格は12年ぶりです。
被災地の厳しい環境の中での目標達成は、賞賛に価しますね。
福島県に必要なのは、教育と医療です。
それをあらためて、実感しました。
2013年3月10日 | 相馬市
中学校の音楽の先生からのメールを転送します。
大和田様
いつも情報をありがとうございますm(_ _)m
今日は私からも情報を発信させてください。
上記のポスターにもあります様に、来る1月27日(日曜日)・南相馬市鹿島区のさくらホールで演奏会があります。
この演奏会は相馬地区の高校(県立相馬・県立相馬東)の合同演奏会ですが、今年は南相馬の中学校にも参加してもらい【相馬・南相馬に元気を】と題して開催します。
私も出演します。私はフルートの演奏と独唱で【千の風になって】を演奏します。
相双地区の吹奏楽は県内でも有数の盛んな地区でした。しかしながら震災の影響で生徒の数が激減したりと各校様々な状況下のなか活動しています。こんな中でも各校の顧問の先生を筆頭に頑張っています。
川内中 藤原真哉
★大会の成功をお祈り致します。
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続編「硫黄島・栗林中将の最期」を読みました。
名将・栗林中将がノイローゼで投降を企て、部下に殺された、などという誤った説を丁寧に検証していく取材力に感動しました。
著者の梯久美子(かけはしくみこ)さんが硫黄島の地下壕に入った時の感想を「持てる能力の全てを注ぎ、彼にしかできない戦いをした栗林という人の、いまだ消えないエネルギーのようなものを感じた」と記していました。
それは「死をへても消えることのない、生命の息吹きのようなものだったのではないかと」と思ったそうです。
ますます、栗林中将という人物に惹かれていきました。
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2013年1月22日 | 相馬市
梯久美子著「散るぞ悲しき」を読みました。
硫黄島総指揮官・栗林忠道中将を描いたもので、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しています。
この本を推薦してくれたのは、相馬市の立谷秀清市長です。
立谷市長は震災直後、市長室の床に敷いたカーペットの上に横になりながら朝を迎えていました。
その時に何故か栗林中将を思いだし、「我に知恵と勇気を与えたまえ」と願ったそうです。
アメリカの名優、クリント・イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」を見て、栗林中将の存在は軍神として知っていまし たが、これまでの知識を根底から覆された衝撃的な内容でした。
また、栗林中将戦死後の奥様の生き方、振る舞い方にも感動しました。
背表紙解説文には、こう記されています。
「水涸れ弾尽き、地獄と化した本土防衛の最前線・硫黄島。司令官栗林忠道中将は、5日で陥落するというアメリカ軍の予想を大幅に覆し、36日間持ちこたえた。日米合わせて2万人以上の死者を出した壮絶な戦場だった。玉砕を禁じ、自らも名誉ある自決を選ばず、部下達と敵陣に突撃し果てた彼の姿を、妻や子に宛てて書いた41通の手紙を通して描く感涙の記録。
栗林中将の孫が、進藤義孝総務大臣です。大臣は今月26日に、二本松、南相馬を回って相馬市に入る予定です。
立谷市長は「目的意識を信 念に替えて、命より大切なものを守るために、死ぬより辛い戦いを貫いた栗林中将への尊敬と感謝の気持ちを込めて、孫である大臣をお迎えします」と話してくれました。
大臣と立谷市長が握手をした瞬間を思うと、熱いものが込み上げてきます。
栗林中将の決別電報の後に送った辞世の句です。
「国の為重きつとめを果たし得で、矢弾尽き果て散るぞ悲しき」
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2013年1月18日 | 相馬市
相馬市の立谷秀清市長からのメールを転送します。
実は、
震災直後の、毎晩市長室のカーペットの上で仮眠をとっていた時、
夢うつつに思い描いていた人がいました。
硫黄島を守り
少しでも本土防衛の時間を稼ごうとして
無駄なバンザイ突撃より
苦しい持久戦を選んだ
栗林忠道中将でした
2006年
ノンフィクション作家の梯久美子カケハシクミコさんが硫黄島での栗林中将玉砕に至るまでの記録を、「散るぞ悲しき」に著しました。
どうぞ読んで下さい。
因みに宮城県知事の村井さんも栗林中将の熱烈なファンで、硫黄島まで弔いにいったそうです。彼は栗林中将を軍神と思っています。
ただ梯久美子さんのこの名著ことは知らなかったと言うので、早く読むように奨めたところ早速Amazonで注文すると言っていました。
因みに、うちの秘書課は皆読んでいます。
総務大臣の進藤義孝さんは栗林中将の長女タカ子さんのご子息です。
震災直後、栗林中将の万分の一でも、我に指揮官としての力を出さしめ給えと念 じつつ長い夜を耐えていました、と大臣に申し上げた処、立ちあがって私に最敬礼されました。
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2013年1月18日 | 相馬市