いわき市

第669話 いわき市勿来須賀海岸

 
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3千本の黒松を地元の園児、双葉町から避難している皆さんと植林しました。

5百人で30分で、終わりました。

双葉町の伊澤史朗町長は、「いわき市の復興が、お世話になっている双葉町の復興につながります。そんな気持ちで松を植えました」と話してくれました。

第668話 黒松を植える

 
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10月28日(月曜)、福島県いわき市勿来錦須賀海岸(なこそにしきすかかいがん)で、勿来ライオンズクラブ結成40周年記念の植樹が行われました。

津波の被害に見舞われた須賀海岸に、松林を復活させようと、地元の園児300人と 双葉町からいわき市南台の仮設住宅で暮らす住民40人 ら関係者500人が黒松の苗を植えました。

植樹は30分で終了しました。

双葉町の65歳の男性は「久し振りに汗をかきました。今度は故郷の為に汗をかきたいですね」と話していました。

植樹に参加した園児達は、我先に争うように砂に穴を堀り、黒松の苗を植えてました。

地元消防団に見守られながら。

第643話 頭が下がります

 

 
小高から避難している知人のメールを転送します。

★☆★☆
私の原町区の借り上げアパート、101の鈴木さん。頭が下がります。

震災後からお昼のお弁当を、足が悪いと聞けばその方に、両親失ったと聞けばその方に、毎日、お孫さんのお昼を届けながら、その方たちにも届けています。

老人ホームで着替え袋がなく困っていると聞けば、100ぐらい作って届ける。

どこかで欲しいと聞けば、欲しいものを作り届ける。

鈴木さんも大熊から避難しているのに、自分で材料費をかけて、1日中ミシンでの作業や、料理をしています。
・・・。

今、何でもかんでもNPOを立ち上げているのとは違い、このような活動をしている人がいるだけで驚きです。

一度、原町に来て話を聞いてみてください。私も、袋や、お弁当をいただいております。素晴らしい人です。

第639話 目ひかり

 
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いわき市久之浜のプレハブ商店街「浜風笑店街」の中にある「石井魚店」では、目ひかりの一夜干し作りが行われている。

「目ひかりは、いわき市を代表する魚。早くいわきで水揚げされた目ひかりを使いたい」と、石井さんは語る。

第638話 行方不明者捜索

 
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震災から2年7ヶ月経った10月11日(金)、いわき市薄磯の塩屋崎灯台の真下の海岸。

沿岸部では、月命日には必ず、行方不明者の捜索が行われる。

福島県内では3200人が犠牲になったが、そのうち200人が今だ行方不明となっている。

捜索に当たっていた若き警察官は「何か手がかりがないかと思って捜しています。一刻も早く、ご家族の元にお返ししたいと思っています」と、語ってくれた。