その他

第292話 いわき海星高校

 
292
 
292_2
 

 
関西大学の藤澤くんからのメールです。いわき海星高校の応援に、甲子園に行ってくれました。

大和田 新 様

高校野球2日目第一試合のいわき海星高校vs遠軽高校、いい試合でした。

桜の花がちらほら咲いている甲子園球場。

印象的だったのは、2回裏の前、遠軽高校の校歌斉唱でも手拍子していた、海星高校の応援団でした。

試合も、1塁へのヘッドスライディングするなど「何とか出塁する」という気迫に満ちていました。

プロ野球より、常連校の野球より、うんと見ていて気持ちがよかったです。
またいつか、甲子園でみたい試合でした。

藤澤 和久

第290話 県の危機管理能力は0か

 

 
第一原発の冷却システムの電源トラブルをめぐって、事故発生から50分後に、東電から県には連絡が入った。

しかしその後、県は災害対策本部を開かず、職員もサイトにも派遣しなかった。

この事実は、昨日の2月県議会総括審査会で、自民党(双葉郡選出)の吉田栄光県会議員の質問で判明したもので、福島県の危機管理体制の甘さに、浜通りの首長からは、怒りの声が上がっている。

東電も県も、震災直後から指摘されてきた、危機管理体制の再構築が改めて望まれる。

「東電も県も、何も変わっていないじゃないか!」議場に響いた吉田栄光議員の叫びが、県民の声を代表している。

このままでは、基礎自治体と東電の間に、ホットラインを締結しよう という動きになるかも。

そうなると、県の存在価値がなくなる。

第289話 終活フェア

 

 
DSC_1772
 
郡山の「ビッグパレットふくしま」に来ています。

「ふくしま終活(しゅうかつ)フェア」の会場です。

13時から講演会でした。

80人の聴衆を前に「無理なエコより、爽やかなエロ」を訴えてきました。
終活とは、人生の最期を自分が望むように準備する活動の事で、具体的には、葬儀やお墓の準備、遺言書などによる相続対策を生前に行う事を指しています。

会場には、棺体験コーナーもありますが、まだ誰も 入っていません。

写真は、一見、木製に見えますが、実は段ボール製の棺。

軽くて、燃えやすいのが特徴とか。

係りのお姉さんに「一緒に入って、燃えてくれまませんか」とお誘いしましたが、断られました。

第286話 情けない

 

 
紛糾した今日の、2月県議会の総括審査会。

東京電力福島第一原子力発電所の冷却システムトラブルで、事故発生から45分後に東京電力から福島県に連絡が入った。

にもかかわらず・・・・

その後の県の対応の悪さについて、自民党(双葉郡選出)の吉田栄光県議会議員が県の対応を質した。

吉田栄光議員の質問は「東電から連絡が入った後、県は災害対策本部を開いたのか」

知事の答弁「招集していない」

吉田栄光議員の質問「県職員をサイトに派遣したのか」

知事の答弁「サイトに派遣していない」

質問に立った吉田栄光議員 に議会終了後、話を聞いた。

「なぜ、このような質問をしたのですか」

吉田栄光議員は「マスコミは、東電からの情報が遅かった。停電はネズミが原因だ、ばかり言っているが、本質はそんな事じゃない。

県も東電も危機管理体制が未熟で、情報が何のために、誰のために必要なのかを認識していない。

広域自治体である福島県は、東電からの情報を直ちに基礎自治体に伝達しなければならない。

なぜならば、基礎自治体には放射線の専門家はいない。そんな人を雇う経費がない。

だから、放射線専門家を有する福島県が、基礎自治体に情報を流すとともに、適切なアドバイスを行わなければならない。

それをしない福島県や東電には、危機管理体制そのものが欠落しているとしか思えない。

県に は、改めて新しい危機管理体制の構築を強く望む為」と語ってくれた。

そして最後に、

「知事は判ってくれたかな」と呟いた。

第285話 北村頭取

 

3月25日(月曜日)夜7時からお送りする「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」。

前半は、東邦銀行の北村清士頭取とのインタビューをお聴きいただきます。

東邦銀行は震災の年の4月、震災・原発事故からの復興、そして地域への支援体制を明確にする観点から、新たなコーポレートメッセージとして「すべてを地域のために」を制定しました。

これは、福島県は必ず復活するとの願いを込めて制定したもので、地域金融機関として地域に対して果たしていくべき役割や東邦銀行の姿勢を鮮明に表したものです。

2011年3月11日、東邦銀行は、本店、事務センター、支店のそれぞれにおいて、建物の倒壊や津波による浸水被害、停電、断水、オンラインの不通など、甚大な被害を受けました。

全113店舗のうち、最大で29店が臨時休業し、6店は震災から2年たった今も、臨時休業中です。

「全ては地域、お客様のために~地域経済を支える『信頼』」をテーマに、震災直後から今日に至るまでの東邦銀行の取り組みを北村清士頭取に伺います。

写真は、東邦銀行北村清士頭取と大和田新アナウンサー。そして、警戒区 域の浪江町にある、東邦銀行浪江支店の現在の様子。
 
DSC_0628
 
DSC_1615
 
DSC_1614