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第483話  本田武久さんの追悼の集い

 
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7月8日(月曜日)の「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、昨年11月にガンで亡くなった、テノール歌手の本田武久さんの追悼の集いを特集します。

6月30日(日曜)、いわき市小名浜のイタリアンレストランdon 3で、テノール歌手・本田武久さんの追悼の集いが行われました。

本田武久さんは2008年12月25日に、ガンの告知を受けました。

翌2009年から震災の年の2011年までの3年間、レストランdon 3でクリスマスコンサートを開いてきました。

会場には、生前本田武久さんの歌に励まされた40人が集まり、ゲストシンガーの寺島夕紗子さん、門馬よし彦さんの追悼の歌に涙していました。

その中に、現在ガンと闘っている音楽教師でテノール歌手の矢萩淳(やはぎあつし)さんがいました。

8日(月曜日)の「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、スタジオに矢萩淳さんをお迎えし、本田武久さんの人生を振り返りながら、矢萩淳さんの歌への思いを伺います。

矢萩淳さんから送られてきたプロフィールをご覧下さい。

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矢萩淳 (やはぎあつし)
福島県いわき市小名浜出身。磐城高校卒業。国立音楽大学声楽科卒業。

声楽を田中英明、宮永康生各氏に師事。在学中にオペラや合唱において精力的に活動。マスタークラスでは「甘く優しい声」と称された。

血液のガン「多発性骨髄腫」になり、国立がんセンター中央病院にて1年半の治療で造血幹細胞移植を2回うける。

実家いわき市小名浜で病気療養中の3月11日に被災。

多発性骨髄腫と震災を経験し、「今自分にできることは歌うこと」「自分にしか歌えない歌を届けたい」という思いでリサイタルをおこなっている。

矢萩淳

第482話  歌の力を信じて

 
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私の番組で、トトロの挿入歌「散歩」をお母さんと熱唱した、綾野ちゃん小学校4年生。

震災後、福島市から仙台市に家族で避難した。

避難先の小学校に初めて登校した綾野ちゃんは、ドキドキする気持ちを押さえて言った。

「私の得意な事は、歌を歌う事です。一曲歌います」と大きな声で挨拶し、童謡「たき火」を歌った。

綾野ちゃんの澄んだ歌声が、教室いっぱいに響いた。

綾野ちゃんは福島県童謡歌唱コンクールで、最優秀を受賞した経歴を持つ歌姫だ。

綾野ちゃん歌が終わると一瞬静寂が教室を支配した。

「ありがとうございました」と綾野ちゃんが頭を下げた瞬間、割れるような拍手が教室を包んだ。

「スゲエ!」「上手すぎ!」

その日下校する 綾野ちゃんは「友達になろうよ」と声をかけてくれた同級生に囲まれていた。

自宅前で、綾野ちゃんの帰宅を待っていたお母さんの心配は、取り越し苦労で終わった。

クラスメイトと一緒に笑いながら帰ってきた綾野ちゃんを見て、お母さんは涙が止まらなかった。

第477話  昨日はありがとうございました

 

 

矢萩淳さんからのメールを転送します。

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大和田新様

昨日はありがとうございました。

とても楽しい会になり、東京から馳せ参じた甲斐がありました。

再発をしてまたあらためて家族の有り難み、温かさ、歌に対する自分の決意というものが見えてきました。

私の心の支えとなっている妻と息子にも大和田様に是非合わせたいと思いました。

今日は癌センターに外来受診で来ているのですが、有難いことに薬が効いているようです。

生かされています。8月17日には「生かされている」「生き残っている」意味を噛み締めて歌わせて頂きます。

ありがとうございました。

矢萩淳

第474話  とんでも野郎

 

 
怒りのメール。

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大和田さんのメールを拝読し、呆れを通り越して情けなくなりました。

上野さんにお会いしたことはありませんが、大和田さんのメールや阿部住職のお話を聞く限りそんな方だとは思えません。

私たち素人がおじゃましても、南相馬市の方々は丁寧にお話ししてくださり、恐縮するほどです。

『現場にとどまる勇気と住民を守る使命感』は、 烏賀陽氏にはないようですね。

第473話  許せない!

 

 
友人からの怒りのメール。

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こんにちは。

烏賀陽という男、先日からTwitterで騒ぎたてていたので、事の成り行きを見ていましたが、昨日上野さんの顔を写真で晒しました。

許せないです。