第682話 民放連全国大会
日本民間放送全国大会が11月6日(水曜)、都内のホテルのイベントホールで行われました。品川駅から歩いて10分でしたが、ホテルの名前は忘れました。
オープニングは何と、東京オリンピックの時に使われた、あのファンファーレでした。トランペットの生演奏に胸が熱くなりました。隣の放送局の方に「これ昭和39年の東京オリンピックの開催を告げるファンファーレですね」と言ったら。
「私、生まれてないから、分かりません」と言われました。
残念、津軽美人と友達になろうと思ったのに。
席上、「平成25年日本民間放送連盟賞」各部門の表彰式が行われたました。
ラジオ生ワイド部門で、ラジオ福島制作の「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」が優秀賞を受賞、会場で表彰して頂きました。
番組は、昨年暮れに放送した「請戸小学校の奇跡」です。
表彰理由は、「学校のとっさの判断と住民の力で、全校児童の命が救われた浪江町の請戸小学校の避難行動を通して、震災の記憶と防災や地域力の大切さを伝えた。引率した教師達の具体的な話を丹念に積み上げることで、その場に居合わせたように現場の状況が想像でき、ラジオの力を感じさせた。まだまだ伝えなければならないことがたくさんある被災地の大事なラジオ番組である」との高い評価を頂きました。
表彰式には私が代表して行ってきましたが、放送局と番組名が呼ばれた時には、隣に八木志芳アナウンサーがいるつもりで、立たせてもらいました。
これは私と八木アナと二人で制作したものですが、何よりも、取材に協力してくださった当時の請戸小学校の先生方には心から感謝しています。
そしていつも番組を支えてくれているリスナーの皆さん、遠くはボスニア・ヘルツェゴビナの美保さんを始め、県外は、佐賀、福岡、大阪、神奈川、東京、千葉、埼玉、群馬、金沢、仙台、岩手の皆さん、そして福島県内のリスナーの方々に心から感謝致します。
本当にありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願い致します。
イベントのフィナーレを飾ったのは、何と、何と、何と、福島市出身の作曲家・古関裕而作曲のオリンピックマーチでした。
隣の津軽美人に「これは、古関裕而作曲のオリンピックマーチですよ」と 言ったら、「良い曲ですね」と言って、エレベーターに消えて行きました。
めでたし、めでたし。
10日(日曜日)は、東京の文化放送のスタッフ7人と浪江町に入ります。
タレントの大竹まことさんや文化放送のアナウンサーの方に、浪江町や南相馬市の現状をじっくり見て頂き、正しい情報を発信してもらいたいと強く願っています。
2013年11月6日 | その他