第195話 読谷村
★沖縄戦で米軍が最初に上陸した読谷村。
昨年4月、この地に「さとうきび畑」の歌碑が建立された。
来週月曜日は、読谷村を訪れ、平和の歌碑の前からレポートする。
平和を祈る歌「さとうきび畑」は1967年に生まれた。誕生の地は沖縄。時代は、ベトナム戦争の真っ只中。世界中で「反戦歌」が歌われていた。
この歌の作詞作曲・寺島尚彦氏は、沖縄のさとうきび畑の土の下に未だ埋もれたままの戦没者達の魂に揺り動かされるように「さとうきび畑」を書き上げた。
寺島尚彦氏は2004年、イラク戦争に胸を痛めつつ世を去った 。生前、非戦の誓いを胸に全国各地で各地で数多くのコンサートも行ってきた。
この歌に込められた平和への祈りを沖縄から永遠に発信し続ける為、「さとうきび畑」の碑が読谷村に建立され、不戦の誓いをあらたにした。
歌碑の建立に必要な経費は、この歌にふさわしく草の根運動として、全国各地からの募金で賄った。
★寺島尚彦氏の次女でいわき市小名浜のイタリアンレストランdon 3でコンサートを開いたソプラノ歌手・寺島夕紗子さんは『米軍上陸地点・読谷村にこの歌の歌碑を建立し「平和」への祈りを込めて、ここで多くの人達によってこの歌が歌い継がれ「平和」が世界に発信されることを願います』と。
写真は、寺島夕紗子さんから送られてきた「さとうきび畑」の歌碑。
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2013年1月29日 | その他