第300話 除染へGo!

 

 
須賀川市の農家の友人からのメールです。
友人達は、地域の農地を懸命に除染しています。

今日は、除染4日目です。

昨年10月…福島県で最初に基準値を超えた米が出た時は、小さな地区にあれ程のマスコミが殺到しました。

今、小さな集落は、アクセル全開のトラクターの音が響いてます。

もちろん、マスコミは来ていません!

深耕トラクター1号機は、オレが専属です。

地域の絆を感じながら、除染に取り組んでいます。

農家は負けません。

第299話 ばっけ♪

 

 
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秋田の方言で「ばっけ」。

そう、フキノトウです。

我が家の庭にも、一気に

顔を出したかと思ったら

ご覧のように、花を咲か

せてしまいました。

毎年、天ぷらにして食べ

ています。

放射能、気になりません

か?てか。

昨年はさすがに遠慮しま

したが・・・・・

今年はいただきます!

大丈夫、フキノトウの

天ぷら1キロ、食べられ

ませんから。

あとは、自己責任です。

第298話 理恵子さんと浪江町

 

 
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4月1日(月曜日)に浪江町に一緒に取材に入る、シンガーソングライターの理恵子さんからのメールを転送します。

取材、楽しみです。
よろしくお願いします。

4月1日は、浪江町でお世話になった方の誕生日なんです。

あの浪江の商店街に「はるく」という浪江にしては洒落た珍しいカフェがあったんです。

そこのカフェは、ご夫婦で経営されてて、私の役場で働いている兄の同級生の娘さんもいたため、家族ぐるみのお付きあいでした。

そんな繋がりもあり、私は17歳の頃、そこのカフェで人生初のアルバイトをして、たいへんお世話になりました。

私はここでのアルバイトが、初めての社会経験となり、たくさん可愛がって頂き、勉強させて頂きました。

ウェイトレスとして接客したり、コーヒーをおとしたり、ケーキ作りのお手伝いをさせ て頂きました。

お店は1階で輸入雑貨や食器を販売。2階がカフェでした。

地震で、当然もう、お店の商品はぐちゃぐちゃで売り物になる訳はなく。

浪江の商店街は津波の影響はなく、ご夫婦も今は、他県で元気に暮らしていますが、あのカフェがあの場所で開くことはもう二度とないんですねきっと。

ご主人のお名前は「春一」さん。

「はるがくる」という意味で「はるく」という店名になったようです。

なんだか素敵。

また新たに別の場所でお店を作り再出発されるようです。

Openしたらまた、足を運びたいものです。

理恵子

第297話 原発再稼働へ

 

 
経済最優先のアベノミクス。

安倍総理は、24日郡山で「原子力発電所の再稼働は、安全確保が前提とした上で、安定的な電力供給がないと復興は難しい」と述べ、復旧・復興の為には原発は必要だと訴えた。

安倍総理が考える福島県の復旧・復興とはどういうものなか、また、原発の安全性はどうやって確保するのか、納得できる具体的な説明が欲しい。

ネズミ1匹で電源トラブルを起こすような、不安定で危険な東京電力福島第一原子力発電力所の安全確保こそ、最優先ではないだろうか。

安倍総理は、昨日警戒区域が解除された富岡町を視察した。

昨年3月1日、県立富岡高校の卒業式が、100キロ離れた、福島市飯坂町の文化センターで行われた。

卒業式の答辞に立った、若林みのりさん(18)は、「私達は、人間のコントロール出来ない科学技術の発達によって、大切な故郷を、大好き母校を失ってしまった。でも、天を恨まず、自らの運命を自らの力で切り開いていきます」と堂々と述べた。

彼女の決意こそ、福島県の復旧・復興の道しるべだと確信する。

第296話 ネズミ対策!

 

 
東電は、停電の原因はネズミと断定しました。今後、小動物対策を徹底するそうです。

どうするんでしょう。

笑っちゃいます。

ミミズや、カラスの対策もお忘れなく。