第550話  故郷横須賀

 
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故郷横須賀の裏スポットとして名高い「どぶ板通り」。

35年前までは米軍兵士専用の夜の繁華街だった。

今は、米軍払い下げのバッグや服を売る専門店を中心に、「よこすか海軍カレー」や独特な刺繍が人気の「スカジャン店」が軒をつらねる。

ここに来ると、何だか落ち着く。

第549話  旅館火災

 

 
土湯の老舗旅館の火災を他人事としないで、万が一の場合を想定し、全国から磐梯熱海に来てくれる障害者の皆さんの命を守る為の施策と対応を、改めて宿泊旅館に徹底して下さい。

何かあったら、笑い事ではすみませんので。

第548話  絆診療所

 
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南相馬市鹿島区の仮設住宅のいっかくにある「絆診療所」。

震災前、小高市民病院長だった遠藤清次先生を始め7人のスタッフが、「仮設住宅から孤独死を出さない!」を合言葉に、懸命に地域医療を支えている。

この日は、震災直後から南相馬市の医療支援に当たっている、長野県は諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生が、仮設住宅に住む人達の為の健康講演を行った。

鎌田先生は集まった40人の住民に対し「塩分を控え、脳卒中にならないようにしましょう。緑黄色野菜を意識して食べ、ガンにならない体を作りましょう。一日に一回は感動して幸せホルモン『セロトニン』を出しましょう。夕陽や道端の花を見て美しいと思うだけでいいんですよ」と、分かり易く話してくれた。

鎌田先生の講演会の後は、絆診療所の管理栄養士・鶴島綾子さんの減塩料理を味わった。

仮設住宅の皆さんは一様に、「塩分押さえても、うめえもんだ」「毎日、食いに来てえない」「一食ういたな~」と、勝手なことを言っていたが、どの顔も、セロトニンが溢れる幸せ顔だった。

記念写真におさまる鎌田先生は「もっと、若い女性に囲まれたい!」と絶叫し ていたが、まんざらでもなさそうだった。

私は若い女性を見ると、セロトニンより『エロトニン』がドッと溢れて困る。

第547話  一枚の写真

 
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請戸小学校の校長室に残っていた一枚の写真。

この写真に写っている少年は柔道が得意で、請戸小学校卒業後、学区外の中学校に進学した。

2011年3月11日午後、請戸の自宅に戻る途中、大平山付近で津波に襲われた。

瓦礫に挟まれ流されて行く少年を、地元消防団が救助、一命を取り止めた。唇が切れ、大量の出血があった。

少年は今、会津地方の中学校に転校し、大好きな柔道に打ち込んでいる。

当時の請戸小学校教師だった佐藤信一さんが懐かしそうに語ってくれた。

第546話  関谷直也准教授

 

 
9月2日(月曜日)、午後7時からの生放送「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、ゲストに東洋大学社会学部メディアコミュニケーション学科准教授の関谷直也(せきやなおや)さんを迎え「風評被害~そのメカニズムを考える」と題してお送りする。

関谷直也准教授は、新潟県出身。慶應義塾大学総合政策学部社会経営コース卒業。2011年・日本災害情報学会東日本大震災調査団長。

社会心理学者、防災研究者としても知られる。

関谷直也准教授は、風評被害と「うわさ」による被害について、「今回の原発事故のような大きな事故が起こった時に、それが報道されることによって、「実際には放射性物質が飛散していない」にもかかわらず、流通業者や個人が買い控えなどをした結果、経済的な被害が生じる現象、それが風評被害です」と定 義する。

番組では、風評被害のメカニズムや対策を紹介しながら、明日の福島を考える。

県外の方はパソコンかスマホでどうぞ。
 

『月曜Monday 夜はこれから!』(ラジオ福島)
【ustream】 月曜 19:00~20:50
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