第56話 浜風商店街③
浜風商店街では毎週イベントが行われている。
この日は、浪江町請戸出身のシンガーソングライター・門馬よし彦さんのミニコンサートが開催された。
門馬さんも津波で家を流れ、福島市の仮設住宅で暮らしている。
また、浪江町は警戒区域の為、立ち入ることが出来ない。
町は最低でも5年は戻らないと宣言した。
戻れない故郷を思い心から唄う門馬さんの歌声にみんな泣いた。
2012年10月16日 | いわき市
浜風商店街では毎週イベントが行われている。
この日は、浪江町請戸出身のシンガーソングライター・門馬よし彦さんのミニコンサートが開催された。
門馬さんも津波で家を流れ、福島市の仮設住宅で暮らしている。
また、浪江町は警戒区域の為、立ち入ることが出来ない。
町は最低でも5年は戻らないと宣言した。
戻れない故郷を思い心から唄う門馬さんの歌声にみんな泣いた。
2012年10月16日 | いわき市
浜風商店街の元気を支えるのは、商店主の奥さんたち。
店の中にいるより、皆で集まって御客さんをもてなすアイデアを出しあう。
写真は、今日はフランクフルトにサンドウイッチ、ゲソ焼きで行こうと決めて、作り始めたところ。
自分達が楽しくなければ、御客さんも楽しくないが行動の基準。
元気発信「浜風商店街」
2012年10月16日 | いわき市
住民は言う「ここに来ると元気になれる」
昨年9月、海岸から西へ2キロ離れた久乃浜第一小学校の校庭の一角に「浜風商店街」がオープンした。
10店舗が肩を寄せあって困難を乗り越えてきた。
浜風商店街には、いつも笑顔が溢れている。
プレハブ商店街でも温かい。
物を売る商店街から、元気を発信する「(笑)店街」に、浜風商店街は地域の復興のシンボルとして、笑顔を発信している。
2012年10月16日 | いわき市
原発から30キロ。
浜風商店街がある久乃浜第一小学校の放射線測定器。
只今の放射線量は、毎時0・178マイクロシーベル。
この線量は、事故があった原発から60キロ以上離れた、福島市の半分以下。
事故発生当時の政府の同心円上避難の間違いが数字にはっきりと現れている。
放射線量の高さは、風や雨の影響をまともに受けている。
スピーディーの情報を隠していた国の罪は重い。
2012年10月16日 | いわき市
写真正面が堤防。右手奥には奇跡的に残った神社が見える。
海岸まで距離は300メートル。
壊れた家の回りには、コスモスが風に揺れ、震災から2度目の秋を告げている。
2012年10月16日 | 双葉町