第162話 愛がない

 
復興対策費の規模拡大は実現するのでしょうか?
 

除染した汚染土を川などに不法投棄する行動は「愛」がないからだと思います。

国も県も自治体もゼネコンも下請け業者も「愛」がないから、そんな恥ずかしい事が平気で出来るのであり、監視体制が不充分の中で反省もないのです。

 

第161話 あしながおじさん

 
いわき市立藤間中の古山校長からメールが届きました。
 

タイトルは「あしながおじさん、ありがとう」。

毎年匿名の方から、綺麗なシクラメンとシンビジュウムが全クラス分届くそうです。

今年もまた、今日届きました。添えられていた手紙には、「震災を乗り越えて頑張っているあなた達を誇りに思います」と丁寧な文字で書かれていました。

古山校長には、「この子供達の為に、教職員はしっかり頑張りなさい」というメッセージに感じたそうです。

地域で見守り、地域で育てる。子供達の未来を預かる学校の責任の重さを実感したメールでした。

いじめや体罰を見過ごすなんて、論外です。

 

第160話 双葉高校野球部

 
警戒区域の中にある双葉高校。野球部は夏の甲子園大会に3度出場している名門校。
 

双葉高校野球部は現在部員は5名。これまで連合チームを組んでいた原町高校野球部の部員数は9名。その為、原町高校は単独で試合に挑む事になり、双葉高校野球部との連合チームは解消された。

部員5名の双葉高校はこのままでは、試合に出られない。

しかし、友情の名の下に、明日から双葉高校と原町高校は合同合宿を行う。

原発事故さえなかったら、その言葉が重くのしかかる。

 

第159話 帰還30年後

 
★原発事故で警戒区域となっている双葉町の井戸川克隆町長は、役場機能が移転している埼玉県加須市での新年挨拶「双葉町の道しるべ」の中で、「町に帰るのは暫定的に30年後」と述べた。
 

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放射性セシウムの半減期が30年だからという理由。

国や東電が帰還時期を明解に示さなかった為に、住民の要望に代わって答えたとも説明。

故郷に帰るのは30年後。70歳の住民は100歳になってしまう。

★リーダーは、国や東電の責任にし、何かをしてくれと言う前に、自ら帰還・復興へのビジョンを示す時ではないだろうか。

双葉町は何処へ行く。

 

第158話 シベリアからの使者

 
遥かシベリアから、冬の使者白鳥が阿武隈川に飛来し、市民の心を和ませています。
 

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お疲れでしょう!まあ、一服どうぞと、煙草を差し出したら「スワン」。

中には風邪ぎみの白鳥もいて、くしゃみをしていました。「ハクチョウ!」

まあ、今年も、オヤジギャグ全開で行きます。

 

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