浪江町

第348話 頑張ろう浪江町

 
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5月6日(月曜日)の夜7時から2時間の生放送「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、テーマが「頑張ろう浪江~故郷へのメッセージ」。

ゲストに、この春浪江中学校を卒業した、山本幸輝(こうき)くんと、山田なっちゃんを迎えてお送りする。

また、2人の応援団として、浪江町出身のシンガー・門馬よし彦さんと理恵子さんも駆けつけてエールを送る。

震災前は420人いた浪江中学校も幸輝くんやなっちゃんが卒業する時は49人にまで減っていた。

それでも故郷への想いを胸に、自分達を受け入れてくれた二本松の皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、幸輝くんやなっちゃんをはじめ、浪江中学校の生徒達は前を向いて頑張ってきた。

それぞれが高校に進学し、未来への一歩を踏み出した2人に、故郷浪江への想いや、将来の夢を聞く。

★毎週月曜日、夜7時から放送の「月曜Monday(もんだい)夜はこれから」は、ユーストリームを通して世界中に音声と影像を発信。

県外の方はパソコンかスマホでどうぞ。
 

『月曜Monday 夜はこれから!』(ラジオ福島)
【ustream】 月曜 19:00~20:50
 http://www.ustream.tv/channel/rfc-radio
【facebook】
 https://www.facebook.com/Monday1458
  

第345話 食堂「杉乃屋」さん

 
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浪江町から二本松市に避難している食堂「杉乃屋」さんの「浪江焼きそば」を食べに、二本松駅前の市民交流センターに行きました。

シッターが閉まっていました。

ボランティア活動の為に、お休みでした。

残念ですが、また来ます。

煮込みカツの上に、納豆がのっている 「元気丼」がお奨めと、二本
松はマルヤ運送の佐藤社長がおっしゃっていました。

第323話  入学式

 

 
福島県内の公立小中学校、県立高校で8日入学式が行われた。

今年、新入学生がゼロだった県内の公立小中学校は合わせて15校。

少子化に加えて東日本日本大震災と原発事故の影響で、小学校は浪江町の浪江小学校や南相馬市の真野小学校などを含む12校となり、前の年より8校増えた。

このうち浪江小学校は8日、原発事故に伴う移転先の二本松市の校舎で始業式のみを行った。進級した2年生から6年生までの17人の児童に、石井賢一校長が「1年生がいなくても、皆さんは各学年で果す役割を自覚し、勉強に励んで下さい」て挨拶した。

第313話  漁師のたかちゃん

 
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浪江町出身の歌手・門馬よし彦さんと4月1日、警戒区域が解除された浪江町に入った。

そこで偶然、浪江町沿岸部請戸の漁師・たかちゃんと再会。

2人は抱きあって、お互いの無事を喜びあった。

たかちゃんは、南相馬市鹿島区の仮設住宅で一人暮らし。

請戸の港は使えない為、たかちゃんの船は鹿島区烏崎(からすざき)に停泊中。

そして4月2日(火曜日)に小女子漁(コウナゴ)の試験操業の為、出港していった。

浜の人は海を恨んでいない。

海と共に生きようとしている。

たかちゃんの笑顔がそれを物語っている。

(たかちゃんは写真左)

第312話  浪江町請戸⑥

 
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2013年4月1日(月曜日)レポート⑥

浪江町で最も津波の被害が大きかった、浪江町沿岸部請戸地区。

140人が犠牲になり、今も10人が行方不明となっている。

請戸出身のシンガーソングライターの門馬よし彦さんの自宅を訪ねた。

門馬さんの自宅は、海まで30秒。基礎を残して全てを流された。

家族は無事だったが、親戚や友人を失った。

基礎の上に立ち、あの日の事を坦々と語ってくれた。

その後、請戸港の市場の前で、門馬よし彦さんは震災後作った「願い」を歌った。

「♪夢であればいいと、毎日目を閉じるよ~」

門馬さんは、震災後直ぐに友達を 捜しに請戸に入ったが、大量の瓦礫に阻まれて発見する事は出来なかった。

原発事故後、自衛隊も警察も、やむを得ず撤退していった事に悔しさをにじませる。

「原発事故さえ、なかったら」

この言葉をこの日、浪江町の住民から何回聞いただろう。

★門馬よし彦さんの名曲「願い」は、インターネットのYouTubeで配信中。

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