いわき市

第415話  ①薄井神社

 
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いわき市で最も津波の被害が大きかった薄磯地区。

120人が亡くなり、今も10人が見つかっていない。

3・11午後2時46分。「この地震は普通じゃない。明神様まで、走って逃げろ!」

昔からの言い伝えを信じて「薄井神社」に避難した住民40人は助かった。

神社の手すりにつかまりながら、轟音とともに破壊されていく故郷を、ただ呆然と見ていることしか出来なかった。

あまりの出来事に、携帯電話で写真を撮る人も誰もいなかった。

津波は参道の鳥居を越え、階段をかけ上ってきたが、後10段の所で止まった。

「何かあったら明神様(薄井神社)に逃げろ!」昔からの言い伝えが、今後の防災に役立つ事を忘れてはならない。

第413話  ヒロさんからのメール

 
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ヒロさんからのメールです。

★☆★☆
大和田さんをはじめ、福島の皆様には、本当にお世話になっています。

色々と本田武久さんの為に企画・ご案内して頂きまして心より感謝申し上げます。

特にお二人の演奏家、寺島夕紗子さんと門馬よし彦さんが来てくださるとのことで、本当に楽しみにしております。

また、横浜で行った本田さんのメモリアルコンサートで集まった「通りゃんせ基金」の寄付金なのですが、この時にお持ち致します。

宜しくお願い致します。

福島の皆様にお会いするのを、楽しみにしています。

第412話  本田武久さんを偲ぶ会

 

 
6月30日(日曜日)に小名浜のイタリアンレストランdon 3で、昨年亡くなられたテノール歌手の本田武久さんを偲ぶ会が開催されます。

本田武久さんは特殊な癌と闘っていましたが、福島を始め被災地に勢力的におもむき支援コンサートを開き、私達に夢と希望と命の大切さを教えてくれました。

当日は、本田武久さんのパートナーで、本田さんを看取ったヒロさんが特別参加され、在りし日の本田さんを語ってくれます。

この日ヒロさんは、本田武久さんを支えてくれた福島の皆さんに、どうしても感謝の気持ちをお伝えしたい という事で、東京からお出でになります。

そしてこの日、先日横浜で行われた「本田武久追悼コンサート」の収益金の中からラジオ福島の「通りゃんせ基金」に募金をお寄せ頂くことになり、ヒロさんからラジオ福島を代表して大和田新アナウンサーに募金が手渡されます。

本当にありがとうございます。

また本田武久さんの生き方に感動した、ソプラノ歌手の寺島夕紗子さんや門馬嘉彦さんも、快く皆様の前で歌う事を承諾してくださいました。

寺島夕紗子さんには本田武久さんの代表曲「アメイジンググレイス」を、門馬嘉彦さんには本田武久さんが数ある復興ソングの中で 一番好きだとblogに書いてくれた「願い」を、心を込めて歌って頂きます。

寺島夕紗子さんと門馬嘉彦さんのミニコンサートの後は、don 3のピザ、パスタ、特製サラダそしてお好きな飲み物(ワンドリンク付き)でお楽しみ下さい。

最後は、本田武久さんの18番「翼をください」を全員で合掌、いや合唱して天国の本田武久さんに感謝の気持ちを届けたいと思っています。

「本田武久さんを偲ぶ会 」は、6月30日(日曜日)午後1時から、いわき市小名浜のイタリアンレストランdon 3で開催します。

参加費はお一人様5000円で歌と軽食付き(ワンドリンクサービス)。

定員は40名です。

お申し込みは
レストランdon 3
電話0246522454まで。

定員になり次第締切とさせて頂きます。

皆様のご参加をお待ちしています。

第411話  本田武久さんを偲ぶ会

 
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昨年、天国に召されたテノール歌手・本田武久さんを偲ぶ会を、6月30日(日曜日)、いわき市小名浜のレストラン「don 3」で開催します。

☆イタリアンレストラン「don 3」いわき市小名浜大原東田75‐4
TEL0246522454

☆時間は午後1時から。
☆会費は5000円。
☆定員は40名。

ゲストは、ソプラノ歌手の寺島夕紗子さんと、浪江町出身のシンガー門馬よし彦さんの2人。

寺島夕紗子さんのお父様が反戦歌「さとうきび畑」を作りました。

門馬よし彦さんは、津波で自宅を流されました。苦しい時辛い時、いつも側で励ましてくれたのが、本田武久さんのアメイジンググレイスでした。

前半は、寺島夕紗子さんと門馬よし彦さんのミニコンサート。

後半は、在りし日の本田武久さんを偲び、本田さんが遺してくれた名曲の数々を聴きながら、美味しい料理とワインで、一時をお過ごし下さい。

予約の受付は、レストランdon 3までお願いします。

40名限定ですので、早めにご予約下さい。

尚当日は、本田さんのパートナーで、最期まで本田さんの傍らを離れなかった「ヒロさん」も駆け付けてくれます。

ヒロさんから、皆さんへの感謝のメッセージをぜひ、お聞き下さい。

尚、6月30日(日曜日)に設定したのは、6月24日が本田武久さんの誕生日だからです。

★写真は、2011年12月25日、レストランdon 3で行われた「本田武久さんのクリスマスコンサート」。

第407話  玄葉議員といわき市を取材

 ①
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 ②
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 ③
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5月27日(月曜日)の夜7時からの生放送、「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、ゲストに元外務大臣の玄葉光ー郎衆議院議員を迎えてお送りします。

玄葉議員の出演は2月に続いて2回目。

この日は放送前に、玄葉議員と大和田・八木の両アナウンサーの3人で、いわき市沿岸部の被災地を取材します。

取材するのは、①いわき市で最も津波の被害が大きかった薄磯地区。ここでは唯一営業を再開した民宿「鈴亀」のご主人・鈴木幸長さんに、観光地としての復興・復旧に今何が必要かを伺います。

また、当時10歳の長女を津波で亡くし、毎日最期の場所に来ては線香と花を手向ける父親や、震災後の子供達の笑顔を撮り続けるカメラマンの高橋智裕さんにお会いし、心の復興をテーマにお話を伺います。

①その後、いわき海星高校の「チームじゃんがら」の生徒の皆さんにお会いし、高校生から見た福島県の現状と 復興への提言をお話ししてもらいます。

②四倉に移動。こちらでは、富岡町からいわき市四倉に避難している佐藤紫華子(しげこ)さんにお会いします。紫華子さんは85歳。反原発をテーマに詩を書き、これまでに2冊の本(詩集)を出版しています。「私、政治家には言いたい事がいっぱいあるの」紫華子さんは、玄葉議員に会うのを楽しみにしています。

③最後の取材地は、いわき市北部、久之浜にある「浜風商店街」。震災の年の9月にオープンしたプレハブ仮設の商店街は10店舗が肩を寄せあって生きてきました。

「全ては地域の為に」を合言葉に。

ここに来ると元気になれます。いつも満面の笑顔で迎えてくれる「浜風商店街」の元気の素を伺います。

浜風商店街のご意見番、電機屋の佐藤さんは愛煙家。「煙草は放射能より体に悪いですよ」と私が言うと、「煙草は俺のサプリメント。放射能よりストレスの方が体に悪いね」と美味しそうに煙草をふかしています。

「27日(月曜日)に玄葉光ー郎さんとお邪魔しますので、宜しくお願いします」と佐藤さんに言うと、「今さら何しに来るの?政権交代する前に来てほしかったね」とニコニコしながら答えてくれました。

玄葉議員と佐藤さんの愛煙家対談が楽しみです。

「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、月曜日の夜7時から2時間の生放送。

インターネットのユーストリームで、音声と映像を世界中に発信しています。

県外の方は、パソコンでお聴きください。

2月に玄葉光ー郎議員と南相馬を取材した時に玄葉議員は言いました「現場に神宿る」と。

県外の方はパソコンかスマホでどうぞ。
 

『月曜Monday 夜はこれから!』(ラジオ福島)
【ustream】 月曜 19:00~20:50
 http://www.ustream.tv/channel/rfc-radio
【facebook】
 https://www.facebook.com/Monday1458