福島市

第213話 姫花さんの原画展

 

★姫花さんの絵に見いる少女と主婦。(写真)
 
姫花さんの原画展
 
姫花ちゃんの原画展
 
姫花ちゃんの原画展
 
津波で亡くなったいわき市の鈴木姫花さん(10)の原画展が、福島市の「こむこむ」で行われました。

姫花さんの絵には、たくさんの人が登場します。

大雪の為に外に出られない、会津美里町の車椅子のエッセイスト・大石邦子さんに、会場に展示された姫花さんの原画の写真を送りました。

大石邦子さんの感想です。

「姫花ちゃんの絵に感動しました。これは名画です。人間をたくさん描ける人は、心豊かな証拠です。姫花ちゃんの絵には、たくさん人が、豊かな表情で、描かれています。姫花ちゃんがどんなに、ご両親に愛されてきたかが、よくわかります」。

★間もなく震災から1年11ヶ月。

「 東日本大震災の津波被害の記憶を風化させない為に」と、大切な姫花さんの原画をお貸しくださったご両親に、心から感謝致します。

姫花さんの父・貴(たかし)さんの言葉が忘れられません。

「姫花は、神様が10年の期間限定で私達夫婦に預けてくださった宝物でした」。

第211話 姫花ちゃんの原画展

 

大石邦子さんからのメール第2弾です。

何という色彩感覚を持った少女だったのでしょう。

深く深く愛されていたのですね。

色彩って、愛の深さそのまま現れるような気がします。

久しぶりに感動の絵に出合いました。

大石

第210話  こむこむ!?

 

私の尊敬する会津美里町の車椅子のエッセイスト・大石邦子さんからのメールを転送します。

大石邦子さんは、車椅子の為に、雪深い会津から出られません。本当は、こむこむに来て、姫花ちゃんの原画を見たいのですが、叶いません。

昨日、私が、携帯で撮影した姫花ちゃんの原画五点を送りました。

姫花ちゃんの絵、素晴らしいですね。涙が出ます。なんという色使いでしょう。ここに天国がみえます。愛に満ちた色使いです。

第207話  こむこむ!?

 

福島市のこむこむです。

日曜日から高橋智裕さんの写真展と津波で亡くなった鈴木姫花さんの原画展が開かれています。
 
鈴木姫花さんの原画展
 
鈴木姫花さんの原画展
 
今日は、福島大雪。見に来て下さった方は少なかったようですが、感想を書いてくださった方のメッセージに涙が出ました。

神戸からの方もいらっしゃいました。感謝です。

私は今、だれもいないこむこむの中で、高橋智さんの写真と姫花ちゃんの絵を独り占めしています。

写真展と原画展は、9日(土曜日)までです。

土曜日は午後2時から、高橋智裕さんと私で講演会をやります。

今伝えたい事を、お互いにお話しさせてもらいます。

第196話 復元納棺師

 

岩手県北上市の復元納棺師、笹原留似子さんの講演会が、福島市の「コラッセふくしま」で行われ、定員を越える130人の聴衆が笹原さんの話に聞き入った。

 
復元納棺師
 

復元納棺師の笹原留似子さんは、東日本大震災の津波の犠牲となった遺体300体以上を復元し、遺族のもとに返した。

その壮絶な遺体安置所で行われた復元作業を通して、死の現場から命の大切を訴えた。

死後の変化から、家族の死を受け入れられない遺族もいた。

そんな時笹原さんは、丁寧に時間をかけ、笑い皺を復元する。

ご遺体と対面した遺族はそれを見て、始めて名前を呼んで泣いた。

写真は、笹原さんと、講演会を主催したつるりん和尚こと、阿部光 裕さん。