その他

第14話 上先生が本を出版しました。

 

話題の本を紹介します。

震災直後から、相双地方の医療支援に当たっている、東京大学医科学研究所特任教授の上昌広先生が、福島での活動をまとめた本を出しました。

私の事も、ちょっとだけ出ています。

以下、上先生からのメールを転送します・

各位

 いつも大変お世話になっています。昨年三月以来、福島県での活動を続けています。

 このたび、7月20日に福島での活動をまとめた本を出版しました。できるだけ具体的に、現地で見たこと、聞いたことを紹介させていただきました。地元の方から支援の大学生まで、個々の活動を取り上げています。

 後半では、福島復興のために教育を通じた人材養成が必要であり、医学部新設はその一環で考えるべきとの意見を書きました。

 是非、お読み頂ければ幸いです。

『復興は現場から動き出す』 上昌広著 
東洋経済新報社

第9話 細野大臣

 

細野環境兼原発事故担当大臣が、民主党政調会長に就任する事が決まった。

被災地福島は、困惑している。

「原発事故は何一つ解決していない。民主党代表選挙に出ない理由は、福島復興にあったはず。党の要職に就くのは矛盾する」との県民の意見が多い。

細野大臣が現職から離れることで、福島復興の動きが鈍ることは必至だ。

次期衆議院議員選挙の顔としての思惑が滲む。

かつて野田総理は言った。「福島の復興なくして、日本の復興はない」と。

今回の人事は、被災地の復興より、党の事情を優先させた最悪人事と言われても仕方ない。

細野大臣は昨日、県庁に佐藤雄平知事を訪ね、民主党政調会長就任を報告した。

佐藤知事がこれまでの細野大臣の取り組みを「お疲れ様でした」と労うと細野大臣は「~でした。という過去型ではなく、これからも党として精一杯、福島の復興・復旧に取り組んで行きます」と述べ、格の違いを見せ付けた。

後任の原発事故担当大臣は、被災地に足を運び、被災地に全身全霊を傾ける人であってほしい。

そんな人が今、民主党にいるのだろうか。

第7話 本田武久さん

特殊な癌と闘う、テノール歌手・本田武久さんのblogを拝見しました。

あと数ヵ月で死ねたらいいのに、という本田さんの言葉に、胸がつまりました。

生と死の狭間にいる本田さんの今を思うと、頑張って下さい、などとも言えません。

十分頑張ってきたのですから。

私たちにとって本田さんの存在は希望です。

それは、本田さんが天に召されても、変わりません。

これまで、本田さんが歌を通して、多くの人を励まし、応援してくれたことを、ちゃんと私達は後世に伝えて行きます。

それが私の使命だと思っています。

本田さんには身も心も解放されるその日まで、私達にメッセージを送り続けて欲しいと思っています。

本田武久さんの為に祈って下さい。