その他

第29話 僕たちの夢

 

郡山市立「桜」小学校の子供達から、大きな色紙に書かれた「僕たちの夢」が届きました。

10月5日(金曜)、大阪を中心に活躍する人気女流書家・川瀬碧水(みゆき)さんら6人が、郡山市立桜小学校を訪れ「書道の出前授業」を行いました。

ここでは先ず、「光」という文字に託された、大阪市立堀江小学校の子供達から桜小学校の子供達へ寄せられた「一緒に頑張ろう」のメッセージが手渡されました。

次に、川瀬碧水さんが見事な筆さばきで「絆」という一文字を書くと桜小学校の子供達から大きな喚声が上がりました。

そして「絆」の文字の周りには、桜小学校の生徒から堀江小学校の生徒へ感謝の言葉が添えられました。

この寄せ書きは今月中に、大阪市立堀江小学校に届けられます。

出前授業の最後には、川瀬さんが「夢」と書いた大きな色紙の周りに、桜小学校の子供達が自分の「将来の夢」を書き添えました。

「夢」の色紙には、子供達の素直な未来が描かれていました。

『医者になりたい。AKB に入りたい。看護師になる。パティシエになって美味しいお菓子を作り、みんなを笑顔にしたい。
モダンな家を作る大工さんになりたい。警察官になる。プロ野球の選手になる。動物を助ける獣医になりたい。学校の先生になりたい』

子供達の夢はそれぞれですが、嬉しい事にみんな人の役にたちたいと思っているようです。

しかし残念ながら今回も「政治家になりたい」と思っている子供はいませんでした。

原発廃炉まで40年。気の遠くなるような歳月の先にある福島県の復興・復旧を担うのは子供達です。

その子供達が、自らの夢を安心して実現できる福島県に早く戻してあげたいものです。

追伸

すこし落ちついたら、和田さんを入れて、打合せをしませんか?

福井県の全国大会の状況も知りたいですし。

宜しくご配慮下さい。

第27話 さよなら内閣

 

細野原発事故担当大臣に代わって、野田総理の側近、長浜 博行氏(53)が就任しました。

長浜大臣は、原発には一度も関わった事がありません。

だれが見ても素人です。

先ず、福島に来て第一原発に入り、原発事故で無理な避難を強いられている被災者の悩みや苦しみを聞くべきです。

明後日3日、安倍総裁が第一原発を視察、7日には野田総理が入ります。

原発が、政治家の人気取りやパフォーマンスに使われるのは嫌ですね。

田中慶秋法務拉致問題担当大臣に聞きたい。

あなたは浪江町出身で、双葉高校卒業ですが、
浪江町の現状や双葉高校の将来について、どのように考えているのかと

第24話 甲状腺検査の充実を!

 

何人かの国会議員に送ったメールです。

・・・
県民の甲状腺癌への不安が高まっています。

検査の結果、嚢胞が見つかる子供たちは、30%に上っています。

我が家の大学生の息子にも嚢胞がありました。

次の検査は、2年後では、家族の心配は解消できません。

有料でも、最低半年後に検査を受けたいのが本音です。

福島市医師会会長(わたり病院院長)も、県に検査の継続と拡大を陳情しましたが、県は病院や医師が足りないと、消極的です。

将来福島の子供たちに甲状腺癌が発生したら、国の責任で治療を行い費用の全額を負担して欲しいのです。(当たり前の事)

その癌が、原発事故が原因かどうかは問題外です。

県民の不安を解消するためにも、議員立法で明確な意志(子供たちを守もるという決意)を示すしかないのです。

心からお願い申し上げます。

心ある国会議員に働きかけ、超党派で対処して下さい。

あの時、大量のヨウ素が飛散したことは明白なのですから。

第19話 大間原発再着工瀨

 

東日本大震災による東京電力福島第一原発事故の影響で工事が中断していた 、青森県大間町の「大間原発」の工事再開が決まった。

枝野経済産業大臣が、既に工事を着工している原発については、工事再開を認める明言。

函館市長は「福島の原発事故の教訓も生かされず、反省もない」と、政府に対し不信感をあらわにした。

青森県知事も大間町長も、水素爆発をお越し吹き飛んだ建屋の前に立ってもらいたい。

事故が起きたら誰が責任をとるのか。

この国の民主主義は誰も責任を取っていない。

人間が制御出来ない科学技術に、私達の未来を託していいのだろうか。

第15話 中間貯蔵施設

 

神奈川県の黒岩知事にインタビューしました。

神奈川県が、「被災地の瓦礫を受け入れる」と表明したことに関し黒岩知事は、「その直後から市民グループや地元の企業から強固な反対にあって進展せず、白紙撤回に近い状態になっていると」と苦悩を話してくれました。

宮城、岩手の瓦礫でさえ受け入れに難色を示している自治体が多い中で、福島県の放射性廃棄物を含む瓦礫を受け入れてくれる自治体などあるはずがありません。

細野大臣は「最終処分場は県外に」と明言しましたが、法制化もされていない現在、その言葉を信じることは出来ません。

中間貯蔵施設が最終処分場になることは明白です。

震災から1年6ヶ月を過ぎた今、未だに場所さえ決まっていない廃棄物中間貯蔵施設。

このままでは除染も進みません。

県は中間貯蔵施設の場所も含め、当事者である双葉8町村にこの問題を丸投げせず、リーダーシップを発揮して欲しいと願っています。

また、そうしないと福島県の復興、復旧はあり得ないと思っています。