その他

第118話 本田武久さん逝く

テノール歌手、本田武久さんが天国に旅立たれました。

最期まで見守ったパートナーの、ヒロさんからのメールを転送します。

先程ブログで告知させて頂きましたが、11月28日(水)14時32分、本田さんが永眠致しました。

お世話になった方々へは大変申し訳ないと思いましたが、葬儀も告知も、全て本人の意志を尊重して行なわせて頂きました。

ご連絡が遅くなりましたことをお詫び致します。

今年も12月25日を何とか迎えられたらと願っていたのですが、とても残念です。

だけど最期まで本当にがんばっていたので、ゆっくり休んでもらえたらと思っています。

これまで本当にお世話になり、ありがとうございました。

12月25日は何か企画されましたでしょうか?

伺うことは難しいのですが、何かお力になれることがありましたら、ご連絡ください。

で もいつか、須江さんと伺いたいと思っていますので、その時はまたよろしくお願い致します。

本格的な冬が始まりそうですね。

どうぞお身体ご自愛ください。

★本田武久さんのご冥福をお祈り致します。

合掌。

第112話 ロマン喫茶

 

私の友人「天然パンチ」くんからの興味あるメールを転送します。

 東京を中心に活動するインディーズデュオの「ロマン喫茶」が今度の12月13日(木)に福島大学附属幼稚園にやってきて、ミニ音楽会を行います。園児に対する歌のプレゼントです。  

5歳から日本民謡を歌い始め、全国大会での優勝経験を持つ実力派ボーカリストのSEI。人の心に響く美しい楽曲を生み出すギター&ボーカルのKAME。  

この二人からなるロマン喫茶は2009年、東京都内の音楽学校で結成されました。  

今年の2月19日に行われた福島大学附属幼稚園 第11回学術講演会では、清水宏保さんが「ぜんそくの克服、金メダルへの道」という講演をし、その後ゲストととしてSEIが福島大学卒業という縁からロマン喫茶のライブが行われました。 

素晴らしい歌声です。背筋がぞくぞくしました。  

話がそれますが、清水宏保さん。とても良い話でした。 

まず、その頭の回転の速さに脱帽。会場から出された漠然とした質問に対しても、きちんとその質問の趣旨をくみ取り答える。

今回の衆議院選に出馬するのは意外でしたが、彼なら面白い政治をしそうな気がします。 

清水さんは言いました。「頭で考え、指令を出し、体を動かしていたのではアスリートとして成り立たない」「体が自然に動くまで練習を繰り返して当たり前」  

話がそれました。 ロマン喫茶。今はインディーズでの活動ですが、早くメジャーになって欲しい歌の精です。

第109話 笹原留依子さんに聞く

 

★12月3日(月曜日)夜7時から放送の「月曜Monday (もんだい)夜はこれから」。

 
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今回は、岩手県北上市の復元納棺師・笹原留依子さんをスタジオに迎えてお送りします。

笹原留依子さんは、震災後岩手県沿岸部で遺体を復元したボランティアを続けた復元納棺師です。

その数は、300体を超えています。

笹原さんは、岩手県北上市で納棺業を営んでいます。

遺体を清めてひつぎに納めるのが主な仕事で、事故や災害で傷ついた遺体を、写真を基に復元することもあります。

★震災後、支援物資を満載した自家用車で陸前高田市に入った笹原さんは、遺体安置所で3歳の少女の遺体を目にしました。

髪の毛には藻が巻きつき、砂だらけの顔は黒く変色していました。

その時笹原さんは、「自分なら可愛い顔に戻せるの に・・・・」と思いましたが、遺族の許可がなければ触れることもできません。笹原さんは悔し涙を流しました。

その後笹原さんは、遺体の復元に全力をあげました。遺体の中には、生後10日の赤ちゃんもいました。その隣には母親の棺もありました。

赤ちゃんの顔は原形を留めず、一筋の出血の跡が鼻であることを想像させました。

笹原さんは、赤ちゃんの口を探し、そこから脱脂綿を詰めて頭の形を整え、まるで寝ているような穏やかな顔に修復しました。

赤ちゃんと対面したお父さんは、はじめて、赤ちゃんの名前を呼んで泣きました。

部分的に白骨化した女性もいました。顔だけでなく、手も復元しました。
遺族は、生前に用意していた結婚指輪をはめてあげました。

笹原さんは今、遺族の心のケアのため、医師と連携し毎月「お医者さんのお茶っこクラブ」を開催しています。

言葉ではなくは魂で復元ボランティアを行ってきた笹原さんの活動は、遺族が本当に求めていた支援だと確信しています。

★この日は朝から、笹原留依子さんと被災地(いわき市沿岸部・広野町・楢葉町)を、いわき市在住のフォトジャーナリスト・高橋智裕さんの案内で回ります。

写真は、笹原留依子さんの著書と、今年4月17日、南相馬市北海老地区の高台の墓碑に手を合わせる笹原留依子さん。

12月3日(月曜日)夜7時から放送の「月曜Monday (もんだい)夜はこれ」は、インターネットのユーストリームを通し、音声と映像を世界中に発信します。\(^-^)/

県外の方は、パソコンかスマホでお聴きを。
 

月曜Monday 夜はこれから(12月3日)
http://www.ustream.tv/recorded/27466940
 

第106話 佐藤敦之選手

 

★大阪マラソンに出場した佐藤敦之選手の走りを見た関西大学の藤井君からの感想メールを転送します。

大和田 新 様

こんにちは。今日は大阪マラソンでした。
私は混雑する市内中心部をはずれ、34km付近で観戦していました。

10時45分過ぎ、前の2人も後ろも、招待選手は殆ど歩道から離れた中央部を黙々と走る中、佐藤敦之選手は歩道に近い所を、沿道の歓声に時折笑みを返しながら、スマートに走り去って行きました。

佐藤選手の走りを生で見たのは初めてですが、走りはもちろん、沿道にも気を使う姿勢に感動しました。

藤澤 和久

第105話 大阪マラソン

 

★今日行われた大阪マラソンで、佐藤敦之選手が2時間16分台で完走、総合3位。日本人2位の好成績をおさめました。

レース後、佐藤敦之選手に電話でお話を伺いました。

佐藤敦之選手は、「久し振りに、マラソンの舞台に帰ってきました。満足のいく結果です。引き続き福島から世界を目指します」と話してくれました。

佐藤選手は今年5月に、中国電力を休職して故郷会津に戻り、被災地の子供たちにスポーツ支援を行いながら、4年後のリオを目指しています。

佐藤敦之選手は来週の日曜日、福島市の全盲のランナー星純平さんの伴走の為、南相馬市で開催される「野馬追いの里マラソン」のハーフ(20キロ)に出場します。

佐藤選手は「星純平さんのベスト記録達成の為に全力を尽くします」と抱負を語ってくれました。

全盲のランナー星純平さんの力走を期待するとともに、佐藤敦之選手の福島への支援に心から感謝 致します 。

佐藤敦之選手は、福島県の宝です。