その他

第278話 感動ものでした。

 

 
友人からのメールを転送します。

こんばんは 。お疲れ様です。3月8日、WBCの日本vs台湾の試合がありました。

十回の延長、接戦の末4対3で日本が勝利しました。

試合が終わった後に台湾の選手がマウンドの真ん中に出て360度の円をつくり、観客に向かいおじぎをしました。

それはなんと、ある、日本人がツイッターでつぶやいたからでした。

2年前の大震災のときにいち早く駆けつけたのが、台湾のレスキュー隊だったんです。それも震災翌日でした。

援助金も200億円と物資もものすごい量を運んで来てくれたんです。

そこで、ツイッターで、台湾戦を見に行かれる方がいましたら、台湾の選手に観客席からありがとうのプラカードを掲げましょう。とつぶやいたんで す。

瞬く間に日本中に広がり、試合観戦の時に多くの方が台湾に対してのお礼のプラカードを掲げてました。

試合が終わった後に球場のスクリーンで日本人が掲げているのを見つけた台湾の選手が、最後に台湾の選手や監督全員がマウンドの真ん中に出てきておじぎをしました。

台湾の選手に対して観客席からはものすごい拍手でしたよ。

感動で胸が熱くなった人は多いと思います。

台湾と日本が一つになりました。まさに絆です。
今や、台湾メディアも大騒ぎです。ネットで是非検索してみて下さい。

涙が出ますよ。

第277話 昭和記念公園盲人マラソン大会結果報告

 

 
福島市の全盲のマラソンランナー、星純平さんが昨日立川市で行われた、20キロの部で優勝しました。

星純平さんは、フルマラソンを3時間を切る、サブスリーを目標に頑張っています。

星純平さんからメールが届きました。ぜひ、お読み下さい。 

視覚障がい者ランナーの星純平です。

日頃は、ラジオ福島をお聞きの多くの皆様から応援をいただきまして、誠にありがとうございます。

視覚障害者となり、閉鎖的な日々を送る中、多くの方々のご支援を頂く事で、マラソンと言う世界を体感しています。

ただの一市民視覚障害者ランナーと思って走ってきましたが、ラジオ福島の大和田さんとの出会いで、ラジオ番組にて熱意を持って取り上げて頂きました。

その影響によって、多くの方々から応援をしてもらう事になりまして、心から感謝しています。

 お陰様で、マラソンを始めてからは、光を失い、気持ちを閉ざす日常から少し解放されたような喜びを実感する今日この頃です。

自分自身の運命と戦う一つの形として今、マラソンと向き合ってゆきたいと思っています。

今後とも、温かいご声を宜しくお願い致します。

 3月17日に東京都立川市で開催されました、「昭和記念公園盲人マラソン大会」に出場してきました。

種目は20kmマラソンです。

伴走をしてくださったのは東京都の、木田哲治(39)さんです。

木田さんは、市民ランナーで、フルマラソン:2時間28分と言う驚異的な実績を持った、尊敬するランナーです。

そして、僕のフルマラソンベストタイム時の伴走者でもあります。

来月に出場を控えています、国際盲人マラソン大会・霞ヶ浦でも、伴走を
引き受けてくれている頼もしいランナーです。

開催地の立川市は、フ ライングの夏がやってきたかのような晴天で気温は高め、無風でした。

木田さんには、「2~3kmまでスローペースだったら、少しの間だけでもトップを走らせてください」と、お願いしました。

「霞ヶ浦にも、刺激になってよいかもしれませんね」と、木田さん。

そして、スタート後、500mほどで、なんとトップに立ってしまったのです。

あまりにも、予想していなかった展開に興奮と動揺でペースがつかめず、3kで抜かれてしまいました。

その後、なんとか落ち着きを取り戻し、8kmで再びトップに。

トップを走ると言うのは沿道からの応援も凄まじく、動揺を抑える事ができませんでした。

そこに、「トップは無様な走りは見せられませんよ。」と、木田さんが檄をく れ、プレッシャーは高まりまりました。

ゴールまで1km。苦しさを支えてくれるかのようにご支援いただきました方々の激励の声が聞こえてきました。

感謝を走りで報いたい一心でゴールに突っ込みました。

そして、初のゴールテープをこの胸で切る事ができました。

視力を失って、あの暗い日々からこんな喜びを迎えられるなんて、まったく想像もしていない瞬間でした。

ご支援いただきました方々に結果を報告しました。その中で、昨年、南相馬市「野馬追いの里マラソン」にて、伴走をしてくださいました佐藤敦之選手から、「おめでとうございます。来月の霞ヶ浦に弾みがつく結果ですね。頑張ってください」
と、激励の言葉をいただきました。

本大会も、伴走をして 下さいました木田 哲治さんをはじめ、多くの方々のご支援により、走らせていただきました事、心より感謝申し上げます。

引き続きのご支援ご声援をよろしくお願いいたします。

星 純平

第276話 ちょっと想像して

 

 
友人からのメールです。


★原発避難している農家の方のつぶやきを聞いて想像してみました。

『ここはいつまでここなんだ?』

かつて、ここでと言える日は来んのか?

オラ百姓だがら土が恋しい。

ここでも土地を貸してくれる人はいんだ。

土いじりしっち、すげぇしっち。んだげどんだげど、借りだら還せねぐなっぺ。

土作って野菜作って
それ美味いないって言ってもらったら、もうその土地とオラは一体だ土地還せねぐなっぺ。

そしたらオラのごど知ってくっちる、オラもいっぱい知ってる村に帰らんにぐなっぺ。

それが切ない、分がってる。

前見ねっかなんねんだ
オラ百姓だがら土作って生きたい。
村にいつ帰れっかも分がんねんだがら。

今はここで百姓すんのがいいのがもしんにんだげどな。

身土不二って言うべ、
オラと土地が一緒になっから美味いもんが作れんだ。

食うど体が美味い!っていうもんがな。

んだげど、簡単に体ど土は一緒にならんにんだがら、ここで百姓やるつうごどは村を捨てる覚悟がいるつうごどだ。

オラがいまっと若がったら違ったげどな。

なぁ
なぁ
なぁ

第274話 純平頑張る

 

 
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全盲のマラソンランナー、福島市の星純平さんが今日、東京都立川市で行われた昭和記念公園盲人マラソン大会20キロの部で優勝しました。

来月行われる霞ヶ浦盲人マラソン大会へ向けて、大きな弾みとなりました。

星純平さんの目標は、42・195キロのフルマラソンを、3時間以内で走る、サブスリーです。

この目標達成に向けて、星純平さんを応援しているのが、ソウルオリンピック男子マラソン代表の佐藤敦之選手です。

この報告を受けて、星さんの師匠である、佐藤選手がなんておっしったか気になります。

星純平さんからメールが来たら転送します。

優勝おめでとう!

星さんの激走は、私達に諦めない事の大切さ を教えてくれました。

写真は、昨年夏に裏磐梯で行われた、佐藤敦之さんの合宿に参加した星純平さんです。

第272話 富山からの贈り物

 

 
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富山から、春の香りいっぱいの が届きました。

贈ってくれたのは、かつてラジオ福島にアナウンサーだった旧姓・小野ゆかりさんです。

小野ゆかりさんは震災直後も、水やカップラーメン等を大量に送ってくれました。

いつしかお礼の言葉もそこそこで、気にはしていたのですが、今度は3月11日に合わせて、あの頃の支援物資ではなく、心なごむ を送ってくれました。

は、ラジオ福島のスタジオの、あちこちに飾らせてもらっています。

写真の は私のデスクの前のテーブルのものです。

小野ゆかりさんからの、手書きのメッセージには、「お体大切に」と書かれていました。

嬉しくて、涙が止まりませんでした。

「最大の支援は忘れないことだ」と、あらためて実感しました。