第85話 避難者の思い

 

今日、福島県南相馬市から北九州市に避難しているお母さんに会ってきました。

幼い子供2人を連れて、昨年の4月から北九州市八幡にアパートを借りて住んでいます。

ご主人は、南相馬に残って仕事をしています。

全く福島の情報が無く、帰りたいけど、心配で帰れない、逃げた後ろめたさもあると、話してくれています。

原発爆発直後の判断としては、南相馬市を離れるの事は、最善の選択肢の1つだったと思いますが、震災から1年7ヶ月が過ぎた今、今度は南相馬に戻る選択肢も考えて欲しいと伝えました。

福島の安全面を、外に向けて発信する必要性を強く感じました。