第84話 願い
北九州市小倉です。
「日専連北九州設立60周年」と「北九州市八幡区保育士研修会」で講演してきました。
福島の現状についてお話ししましたが、皆一様に信じられないという表情でした。
「きょうされん」関係者の方も3人、福岡市からわざわざ来てくださいました。
この方達は、南相馬の支援に入られ、諏訪中央病院名誉医院長の鎌田實先生とも行動を共にされていました。
講演会終了後、立ち話しでしたが、はるばる福岡からの支援活動を伺い、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
近々、郡山にお出でになるとも、話しておられました。
その行動力には、頭が下がる思いです。
福島は今、全国からの支援を受けています。
その事に感謝した北九州市の講演会でした。
「きょうされん」の皆様に聴いて頂きたい曲がありますか。
警戒区域となり立ち入る事が出来ない浪江町請戸出身のシンガーソングライター・門馬よし彦さんの「願い」という曲です。
浪江町請戸は津波の被害が大きく、沢山の住民が亡くなり、今も多くの方が行方不明となっています。
門馬よし彦さんの家も津波で流され、土台(家の基礎)も残っていません。
幸い家族は無事でしたが、知人、友人を沢山亡くしました。
そんな故郷浪江町への思いを歌った「願い」を、是非多くの皆様に聴いて頂きたくお願い申し上げます。
インターネットのYou Tube でいつでもどこでも聴く事が出来ます。
「ラジオ福島願い」で検索して下さい。
門馬さんの「願い」をバックに私が震災直後から撮り続けた、福島の写真もご覧頂けます。
是非、門馬よし彦さんの「願い」を一度お聴き下さい。
You Tube 「願い」(別ウィンドウで開きます)
2012年10月31日 | 浪江町