第680話 旨い豚丼
国道6号沿いに創業明治元年の鰻の「押田(おしだ)」があった。いわきや双葉郡では知らない人はいない名店だ。
震災後、押田は東京で再開した。そこには、店を継ぐべき長男の姿はなかった。
東京の店が軌道に乗ってきた今年、長男は富岡町の隣の楢葉町に豚丼専門の「豚壱」をオープンさせた。(道の駅楢葉の真下)。
客は圧倒的に、原発関係で働く人が多い。それは東電社員であったり作業員であったり様々だ。
私のお薦めは「おろし豚丼」。秘伝のタレは鰻屋そのもの。毎日食べても飽きない味だ。
楢葉にお出掛けの際はぜひ、「豚壱の豚丼」どうぞ。
2013年11月6日 | 富岡町