第59話 あみちゃん、諒くん
福島市のあみちゃん(中1)、諒くん(小5)の姉弟は、震災以来今も、警察車輌に「ありがとう、ご苦労様!」の手書きのメッセージボードを掲げて、自宅前の国道に立って手を振る。
「感謝の気持ちを伝えたい」
あみちゃん、諒くんが自宅前の国道わきに立って、感謝の気持ちを伝えるようになったのは、昨年4月6日。福島の支援に来てくれる自衛隊や警察の皆さんは、自宅に自分達と同じ子どもたちや、大切な家族を残して、命がけで頑張ってくれている。だから「ありがとうございます」と言いたいんです、話してくれた。
メッセージボードを掲げ手を振るあみちゃん、諒くんの姿に、自衛隊、警察の人達は、故郷の我が子を思って、胸が熱くなる。
あみちゃん、諒くんありがとう。
二人の笑顔が、福島の未来そのものです。
2012年10月17日 | 福島市