第589話  負けて知る

 

 
聖光学院高校野球部の公式戦連勝記録が、95でストップしました。

止めたのは日大東北高校です。

勝つ事を義務付けられてきた聖光学院高校野球部にとってこの負けがどういう意味を持つのかを、斎藤智也監督に伺いました。

斎藤監督は「勝ちにこだわってきたチームが忘れていた大切なものを、この敗戦は教えてくれました。負けたチームへの思いやりや尊敬の念を。

相手を敬い、強さと優しさと思いやり兼ね備えたチームを作っていきます」と。

来年春選抜につながる秋の東北大会(岩手県で開催)には、福島県からは日大東北高校、須賀川高校、聖光学院高校の3校が出場します。