第528話 平井県警本部長
8月22日付けで警視庁警備部長に転任する平井興宣(おきのぶ)県警本部長にインタビューした。
在任期間の1年5ヶ月を振り返って平井県警本部長は「原発から20キロ圏内の警戒区域が解除され、区域再編が進んだが、自由に立ち入る事が出来るようになった分、県警の対応が難しくなった。従って治安維持や防犯対策を最優先に、日々変化する情勢にいかに対応するかが大きな課題だった」。
今後の福島への支援については「警視庁警備部は原発にも警備要員を派遣しており、引き続き、震災復興に向けて活動することになる。私も福島に入り、指揮を取る覚悟だ」。
平井県警本部長は積極的に県内を回った。
心に残っている想いでについては、趣味の自転車を利用して二泊三日の 日程で、奥只見まで行った事だとにこやかに話してくれたのが印象的だった。
2013年8月18日 | その他