第522話 小高神社
8月11日(日曜)午後2時46分、震災から2年5ヶ月経ったその時間、南相馬市小高区の小高神社いた。
誰もいない境内に一人たたずみ、本殿に手を合わせ、復興に向けて自分の出来る事は何かを考えた。
それは多分伝える事だと思った。
この震災を伝え続ける事が、自分の役割だと思った。
「自分に出来る事をやろうと思う」。コピーライターの糸井重里さんの言葉が思い出された。
絵馬には、将来の夢が綴られていた。
前を向いて進もうと思った。
2013年8月11日 | 南相馬市