第5話 幸雲の陽真(はるま)くん
須賀川インター近くのワンタン麺が美味しい「幸雲」の女将さんと長男の陽真(はるま)くん。
美人女将は神奈川県川崎出身。陽真くんは、待望の赤ちゃん。今年1月に川崎で出産、3月に須賀川に戻ってきた。
「川崎の両親は、福島に帰ることに不安はなかったか」を聞いた。
昨年の10月から、出産さんの為に帰省していた娘と一緒に、両親は放射線について勉強した。
パソコンを使い毎日須賀川の放射線量をチェックした。
その結果、赤ちゃんが須賀川で生活するのには全く問題がないという結論に達した。
安全は、基準にてらせば判断できる、しかし、安心は、化学や医学に判断をもとめても、リスクは0(ゼロ)にはならないことを示すにとどまる。
川崎の両親は、月2回は須賀川を訪れ、孫の成長に目を細める。
そして帰りには、JA農産物直売所「はたけんぼ」で、地元の農産物を山ほど買って帰る。
両親の愛情と福島の自然に育まれて、陽真(はるま)くんは、スクスクと育っている。
福島で生きて行こうと決めた人達の未来に栄光あれ!
2012年9月23日 | 須賀川市