第357話  4/28宮城県閖上地区

 

 
この春、県立原町高校を卒業した沼能奈津子さんからのメールです。

奈津子さんは4月1日に警戒区域が解除された浪江町出身で、3月10日に一時帰宅しました。

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こんばんは。
高校生たちのコメントを読みました。

大和田さんの講演は高校生の心にしっかりと響いていますね。

多感な時期だからこそ、大和田さんの話は貴重だったと思います。

私は大学で「team tama Action Project」というサークルに入りました。

そのサークルは、東北の被災地のために何ができるのかを考え、実行し、継続的に支援をしていくことを目標に活動しています。

そのサークルで4月28日、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区に行き、写真の保全活動をしました。私の初ボランティアです。

正直なところ、戸惑いはありました。現実と向き合うことがどれほど苦しいか、以前の一時帰宅で体感していたからです。

考えがまとまらず、未だ文章にできていません。今も様々な思いが巡っています。

きちんと気持ちや考えを文章に表せたら、また大和田さんに報告しますね。

法政大学
沼能奈津子