第342話 外来で泣きました。
★4月29日(月)のもう一人のゲストは、伊達市梁川町の梁川病院院長の今野明先生。
今野明先生は、南相馬市小高区で今野外科医院を開業していた。
震災後、小高区の住民とともに、新潟県三条市に避難。ここで命懸けの医療支援をおこなった。高齢の母は今も三条市にいる。
「絆診療所」の遠藤先生や、末期ガンと闘いながら南相馬の市民の為に懸命の医療支援を行った(故)高橋亨平先生のような、まさに現代の「赤ひげ」の一人である。
昨年9月に、今野明先生から頂いたメールは、私にとっては永久保存版だ。
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本日、外来に来られた一人暮らしの女性の患者さん(68)が、8月27日の「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」を聴いていたようです。
その方は、いつもラジオ福島を聴いているようで、「番組の中で、今野先生のメッセージが読まれましたね。」とおっしゃるので、嬉しくなって番組の話で盛り上がりました。(私もちょうどその時聴いていましたから)
大和田さんから送って頂いた、亡くなったお子さんの遺品の靴の金魚の写真を、その場でA4版にプリントアウトして、その患者さんにお渡ししましました。
そして、その写真を二人で見ながら、一緒に声をあげて泣いてしまいました。
外来で患者さんとこのようなことで泣いたのは本当に初めてです。
傍に付いていた看護師さんも、もらい泣きしていました。
南相馬市の上野敬幸さんの亡くなった二人の幼子をは じめ、亡くなられた方々の冥福を祈ると共に、残された私達は出来ることをやりましょう、と二人心に誓い合いました。
こんな素晴らしい番組があることに、誇りを感じます。
これからも、被災者の心に寄り添った番組を作り続けて下さい。
さあ、一緒に福島の爲に、頑張って行きましょう!
月曜日の夜7時から放送する「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから)は、ユーストリームを通して、音声と影像を世界中に発信。
県外の方は、パソコンかスマホでお聴きを。
『月曜Monday 夜はこれから!』(ラジオ福島)
【ustream】 月曜 19:00~20:50
http://www.ustream.tv/channel/rfc-radio
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