第156話 女子高生対談

 
1月7日(月曜日)の「月曜Monday(もんだい)夜はこれから」は、スタジオに震災を乗り越え、リーダーとして懸命に学校を引っ張ってきた、女子高生3人を迎えてお送りする。
 

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①小高工業高校生徒会長の高野桜さんは、福島県で唯一「高校生平和大使」に選ばれ、昨年8月にジュネーブの国連欧州本部で、核廃絶について英語でスピーチした。

高野桜さんの夢は、大学に進学し、小高工業高校の先生になること。

②南原怜奈さんは、高野桜さんの親友で、震災後、小高工業高校から福島市の福島工業高校に転校して生徒会長になった。

南原怜奈さんは、避難生活の中で、96歳の曾祖父を亡くした。「100歳まで生きる」が口癖だった。

南原怜奈さんの夢は、県外に就職し、復興の進まない福島や故郷小高の現状を伝 えること。

③沼能奈津子さんは南相馬市の原町高校の前生徒会副会長。また、放送部の部長として、原発作業員を扱った番組を制作し、高い評価を受けた。

沼能奈津子さんの夢は、大学進学後、メディアの仕事に就き、故郷復興の力になること。

3人の女子高生は、自らの夢実現の為に、希望を失わず精一杯頑張っている。

1月7日(月曜日)、夜7時からの「月曜Monday ( もんだい)夜はこれから」は、ユーストリームを通して、音声と影像を世界中に発信。

写真は昨年11月、高野桜さん南原怜奈さんと一緒に講演した時のもの。

高野桜さんと南原怜奈さんは、南相馬市小高出身。沼能奈津子さんは警戒区域となっている浪江町出身。

3人は今も、家族が離れ離れの生活を送っている。原発事故に翻弄された1年9ヵ月を振り返りながら、福島再生の提言を聞く。
 

月曜Monday 夜はこれから(1月7日)
http://www.ustream.tv/recorded/28305427