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第40次国会請願報告

category : fukushima, news 2017.6.1 

第40次国会請願報告

「きょうされん」が、最も重要な活動に位置付けている第40次国会請願活動を行いました。地元で話を聞いていただけるという議員さんには、足を運んでいただき、仲間の“生の声”を聞いていただきました。
5月25日には、東京の議員会館で行いました。
第40次全国請願概要は、①社会保障費の削減の阻止。②65歳問題。③『我が事・丸ごと 地域共生社会』と称する負担和合などなどの社会保障費全体の改悪阻止です。
福島に特化した、要望としては、あれから6年、避難指示が解除される地域が徐々に増えている中、福祉施設がないために、戻りたくても戻れない。商店や病院などと同様に、社会インフラとして整備を急いで欲しい。また、昨年暮れに行われた「福祉サービス職員実態調査」をもとに、年齢では、全国平均が、35.1歳なのに対して、南相馬では、47.5歳と、約12歳の差があること。また、年収においては、全国平均が、約360万円に対して、南相馬では、約276万円と、0.75倍となっています。これは、総合支援法の「日割り、加算減算」の仕組みが原因であると考えられます。安定した報酬体系にして欲しい。今回は、南相馬という顕著なデータを示して話を聞いてもらいましたが、福島全域でも、傾向的には、同じで、“原発事故の要因”が今も続いていることを付け加えました。

【地元での対応報告】

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森まさ子議員 5月10日11:00 秘書対応 紹介議員承諾
議員本人が、いわきに来ている時に訪問しても良いかと聞かれたので、是非、現場をみていただきたいと伝えました。
利用者は、先の生活が不安なことや利用料が発生しないでほしいなどをお話しました。
できるだけ、訪問出来るよう伝えますと秘書さんは言っていました。

金子恵美議員 5月14日14時~ みどり工房にて、本人対応 紹介議員承諾
請願内容は、すぐに理解の上、即承諾。南相馬の状況を、青田さんから詳しく聞いて、メモを取っていました。
与党時代、支援法や解消法で、中心的に頑張ってきた議員だけに、今の課題は、よく解っている。現在は、野党なので、“申し訳ない、一生懸命頑張る。”という、声なき声が、、、

小熊慎司議員 5月18日10時~ 秘書対応 紹介議員承諾
賛同して頂き、丁寧に対応していただき、後日、本人にお話しするとのこと。

増子輝彦議員 5月21日10時~ 地元事務所にて、本人対応 紹介議員承諾
請願内容は、すぐに理解の上、即承諾。
増子議員からの問い:「優生思想」については十分に理解しているが、「尊厳死」をどうとらえるか?という問われ、個人的な考えはあるが、「きょうされんとして、どう答えれば良いか?」非常に勉強になりました。

真山祐一議員 5月21日13時~ 地元事務所にて、秘書対応 紹介議員=公明党本部で検討とのこと。
請願内容の説明、ある程度の理解を得ました。本来、公明党は、社会保障を充実するために、自民党と組んだはず。初心を忘れないでほしい、と伝えました。

【5月25日、40回目の国会請願行動で】

衆参の福島県選出議員の皆さまを訪ねてきました。比例を含むので14人の議員事務所を回りました。

福島からの署名と県内ヤマト運輸労組から1000筆を超える署名を入れたバックはずっしりと重く、一筆一筆積み上げた皆さんの想いの重さを実感しました。

自由空間の助川君がそのバックを持ってくれ、請願行動開始。
あとりえ北山の渡部さん、スペースけやきの国分さん、そして助川くんと和田で前半戦を回りました。

今回東京で、じっくり話せたのは、ふたり。
民進党・玄葉光一郎議員の秘書さんは30分以上南相馬の数字をみて、総合支援法の仕組みを変えることは、むずかしいかもしれないが、なんとかしないと いけないと思います。
議員本人にしっかり伝えますと、はっきりおっしゃってくれました。

後半で設楽さんも合流。
共産党新人岩淵友議員は、社会保障全体のなかで、「障がい分野のことを学びたいので、一緒にがんばっていきましょう。」と話されていました。
岩淵議員は委員会のあと4時近くに時間をとってくれました。

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他は秘書にお願いと福島の現状を、お渡しするということになりましたが、「地元から聞いています」など署名はみなさんに受け取っていただきました。
地元でお会いしたり、お願いした議員さんにも、再度お礼とお願いをしました。

今回、吉野正芳議員は大臣ということで、請願紹介議員には、なれないとのお話でしたが、吉野議員にこそ、福島の現状を知っていただきたいので、資料を届けてお願いしてきました。

佐藤正久議員も安全保障関連の委員長になっているので、紹介議員にはなれないとのこと。大臣以外の議員に何とか1000筆以上の署名を届けることができました。

請願行動に参加された皆さん。
本当にお疲れ様でした。
そして今日まで署名を集め、請願の準備をしてくれた皆さんご苦労様でした。

来年は、あと1000筆プラス、地元で目標の14,000筆めざして、頑張りましょう。
ご協力いただいた、皆さん本当にありがとうございました。

和田・設楽

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