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きょうされん就労支援部会との合同研修会報告

category : fukushima, news 2016.9.5 

超豪華セッション!

きょうされん就労支援部会との合同研修会報告

去る8月26日、27日、28日の三日間、きょうされん就労支援部会のみなさんが、福島県を訪れ、27日、28日の二日間きょうされん福島支部との合同研修、現状を打破し未来を切りひらく研修会「次の世代に!!全国のすぐれた実践から働くを考え、学ぶ」を開催しました。

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地域に根ざしたパン屋さん北海道さっぽろひかり福祉会から高井さん、東京とうふ工房赤い屋根の小野さん、チャレンジャー機能分化と5S武蔵野千川福祉会の横川さん、日本で最初の共同作業所愛知県ゆたか福祉会から山崎さん、クリーニングからコロッケまで様々な仕事に取り組む一麦会の宮本さん、招き猫のマドレーヌや百々染などヒット商品を生み出す岐阜県いぶき福祉会北川さん、maruの作業は「仕事といえるとかいな」の福岡県maruの吉田さん、そして全国事務局の松本さんという超豪華メンバーから、取り組みを学ばせていただきました。そして、一緒に「働く」を考えあった二日間でした。

どの事業所も、働く障がいのある仲間に、しっかり給料を払いたいという思いがあります。

しかし、ディーセント・ワーク「働きがいのある人間らしい労働」という言葉や共同作業所ができたときの「私たちも働きたい」との思いとが、今の働くとしっかり重なるものなのか。全国の優れた実践から、働くを学ぶとともに、職員だろうが利用者だろうが、障がいが軽かろうが重かろうが、その根底に流れる「働く」意味をじっくり考えた二日間でした。

 二日間でキラキラ輝いたことば

周りからも、自分でも、いなきゃダメな俺に/ 疲れたけれど今日もよく働いたなぁと思える毎日に/毎日やった事実の積み重ねを/そのためにやることがわかること・やれることであること・やる気があること/そのために5S・機能分化/そのためにどんな仕事を・どんなモノを・どんなコトを・伝えることの大切さ/居場所づくり・モノづくり・コトづくり/地域の中でかけがえのない自分になること/時間・空間・仲間という3つの間づくり/仕事への納得と共感を/給料がちゃんと払えるように/maru.iab株式会社ふくしごと

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目からうろこがいっぱい詰まった二日間でした。
職場でも、家庭でも忙しく走り回る若い連中は、地震・津波・原発事故とサービスを提供するという障害者総合支援法の仕組みのなかで、作業所ができた時の働くを考えながら、苦悩しています。
しかし、障がいのあるなかまと、いっしょに心から喜び笑い、心から悔しがり涙することがあれば、それが力になり、投げ出さないで、あきらめないで、「働く」を考え続け、学び続け、立ち向かい続けていってくれるように思います。

きょうされん就労支援部会のみなさま、この研修会に全国から参加してくださったみなさま、そして福島のみなさん、お疲れ様でした。明日からまた汗かきましょう。

 

 

 

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